~ プログレバンドしりとり合戦 #96 ~
・投稿コメント (こうたさん)
語る必要の無い方ですが、Private Musicから出ていたPiano Oneというアルバムが好きです。ピアニスト4人で8曲のソロが入っていますがそのうちの3曲がEddie Jobsonの独奏です。ラストのDisturbance in Viennaの何と美しいこと。(やや大袈裟かな)
・補足
Curved Air加入に始まって、Roxy Music、UK、Jethro Tull等の大御所バンドを渡り歩き、名実共に確固たる地位を築いたバイオリンおよび鍵盤奏者。ただし彼のソロ活動はその華麗なバンド歴とは異なりかなり地味なものである。
画像は1983年発表のEddie Jobson/Zinc名義のソロ一作目「The Green Album」。バイオリン、鍵盤以外にヴォーカルやプロデュースもこなしている。シンセ主体のエレクトリックな楽曲はプログレというよりはテクノ、アンビエント系に近い作風である。高い声質のヴォーカルは以外に上手い。
その後1985年に2作目「Theme Of Secrets」を発表。こちらはPrivate Musicレーベルから出た全くのニューエイジ作品であり、UK等のロック・バンドでの彼の音を期待して聴くと完全に肩透かしを食らう作品である。元Tangerine DreamのPeter Baumannがプロデュースを手がけている。
吉田研究所さんのブログ「吉田研究所のコラム」でも「The Green Album」が紹介されているので、そちらもご覧頂きたい。
・Personnel on 「The Green Album」
Eddie Jobson : vocal, keyboard, violin
Nick Moroch, Cary Sharaf, Gary Green, Michael Cuneo : guitar
Alon Oleartchik, Jerry Watts : bass
Michael Barsimanto : drums
『ピアノ・ワン』では他に坂本教授とかヨアヒム・キューンが弾いてます。
『ピアノ・ワン』と言う題名から察するに、ピアノのソロ曲ばかりなんでしょうか?
UK以前のザッパの「イン・ニューヨーク」なんかも面白いですけど・・・
教授は「戦メリ」弾いてます。
後者2人は、それぞれドイツとフランスのジャズピアニストです。
どの曲も本当に素晴らしい名盤なんですが、特にジョブソンの演奏にはビビッと来ます。
何や、あんたこんなにピアノ上手かったんか、と。
失礼致します。
確かにJobsonのピアノソロはあまり想像がつきませんね
ちょっと聴いてみたい気がします
Eddieが30年ぶりに自身のバンド、UKZを率いて6月に来日公演しますね。楽しみです。
Piano Oneの3曲はEddieが10代のときに作曲したものだ、とEddie Jobson Forumで2年くらい前に表明していました。
このたびの公演では、おのGreen Albumの曲も演奏されるようです。
Eddieの来日は私の音楽仲間の間でもかなり話題になっています。Green Albumの曲が演奏されるとは知りませんでした。興味深いです。
UKの曲も当然難曲か演奏されるのでしょうね。
来年早々、Eddie JobsonがPiano Oneの曲をライブ演奏してくれる機会が大阪と東京であります。詳しくは私のブログにも紹介しています。
http://music.ap.teacup.com/eddie/
これはファンにはたまらないイベントになりそうですね。