LAMBORGHINI カウンタックを彩る No2
先ずは問題のナビゲーションモニターを、ダッシュボードに
ビルトインするためにパネルの加工から始まりました。
モニター取り付けスペースを確保するために、ステアリングポストの
右横にある時計左側に移し、センターパネル及びセンターコンソール、
グローブボックス蓋を制作いたします。
この時点で新規パネルの制作は完了いたしましたが、念のために
ナビゲーションのフィッテイングを確かめます。
この画像は加工前の写真ですが、比較するとグローブボックス
蓋の横幅が短く変化したのが、わかると思います。
難問のレザーの染色ですが、試行錯誤の結果完成まで6カ月かかりましたが、
各スペックをクリアーした素晴らしいものが出来上がりました。
専門的になりますが、革のなめし方には二通り方法が有ります。
①クロームなめし
現在のレザーの大半がこの方法です、良い点は耐摩耗性、耐光性が非常に良好。
欠点はレザーの本来持っている風合いが、損なわれます。
②はタンニンなめしです。
この方法は先のクロムなめしの反対の性格で、風合いが良いが、耐光性、耐摩耗性を
クリアーするのは非常に難しくなります。
今回は風合い重視しかも透明度の有る色調を出すために、難しいタンニンなめしを選びました。
テスト結果です5段階テストですが、4~5の非常に良い結果です。
因みに一般ファニチャー用は2~3です。
しかし色の透明度を出すため極力染色を淡い色で染めたために、
15頭分染めた内の半分は、牛の筋肌が出て不良廃棄処分となりました。
周りの人は勿体無いと言いますが、美とは妥協しない事と確信しております。
続きます・・・・
自動車内装のお問い合せはhttp://www.foxhead.co.jpまで
先ずは問題のナビゲーションモニターを、ダッシュボードに
ビルトインするためにパネルの加工から始まりました。
モニター取り付けスペースを確保するために、ステアリングポストの
右横にある時計左側に移し、センターパネル及びセンターコンソール、
グローブボックス蓋を制作いたします。
この時点で新規パネルの制作は完了いたしましたが、念のために
ナビゲーションのフィッテイングを確かめます。
この画像は加工前の写真ですが、比較するとグローブボックス
蓋の横幅が短く変化したのが、わかると思います。
難問のレザーの染色ですが、試行錯誤の結果完成まで6カ月かかりましたが、
各スペックをクリアーした素晴らしいものが出来上がりました。
専門的になりますが、革のなめし方には二通り方法が有ります。
①クロームなめし
現在のレザーの大半がこの方法です、良い点は耐摩耗性、耐光性が非常に良好。
欠点はレザーの本来持っている風合いが、損なわれます。
②はタンニンなめしです。
この方法は先のクロムなめしの反対の性格で、風合いが良いが、耐光性、耐摩耗性を
クリアーするのは非常に難しくなります。
今回は風合い重視しかも透明度の有る色調を出すために、難しいタンニンなめしを選びました。
テスト結果です5段階テストですが、4~5の非常に良い結果です。
因みに一般ファニチャー用は2~3です。
しかし色の透明度を出すため極力染色を淡い色で染めたために、
15頭分染めた内の半分は、牛の筋肌が出て不良廃棄処分となりました。
周りの人は勿体無いと言いますが、美とは妥協しない事と確信しております。
続きます・・・・
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