みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

しだれ梅・5

2006年05月21日 23時55分09秒 | 草木をめでる
ume0016.jpg: 梅の実
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=6.3, SS=1/80s), 0.0EV (Spot metering), ISO200, WB=Sunny (-2), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

久々の好天。せっかくなのでカメラを持ってお散歩。またまたしだれ梅の名所を訪ねました。

今日は、梅の実が地面にころころ落ちていました。大きさは2cmほど。立派に育ったようです。

4月に訪れたときは、1cmくらいの実がまだ枝にしがみついていました。花が咲いていたのは3月のこと。花をめでるために人に育てられてても、ちゃんと実をつけるのね。

ume0017.jpg: 梅の実

地面に落ちた梅の実を何個か集めてみました。

ふっくら丸くて柔らかい実。強く押すと潰れちゃいそうですが、つまんでみると意外と固い。鳥か虫がついばんだ跡も見えます。青い梅ってアミグダリンを含んでて、人間が食べると体内で青酸に変わって中毒を起こしたはず。青い梅が平気な鳥や虫もいるのかな。




蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年5月21日の記事は → 「豆乳番外編・1 (豆乳のブラマンジェ)

【みぃのつぶやき】 豆乳は、新製品が出たときに新製品だけ買う私。今月は豆乳を買っていません。近所ではもう収集し尽くしてしまったようです。

※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。

別世界へ

2006年05月20日 23時11分01秒 | 草木をめでる
plant001.jpg: 生け垣のカラタチ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.6, SS=1/50s), +0.3EV (Spot metering), ISO200, WB=Sunny (-2), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

トゲを生やした生け垣の植物。カラタチだと散歩中の人が教えてくれました。恥ずかしながら、カラタチの名前を知ってはいても、実物をつぶさに観察したことはありませんでした。カメラを持ち歩くようになって、この世界にいろいろな形があふれていることを改めて実感しています。

ピンと伸びたトゲは、根元にためた濃い緑を徐々に淡くぼかしながら、幼稚園に上がったばかりの子供のように小さな爪を立てます。

こんな不思議な造形を目にして立ち去るわけにはいきません。既に日が沈みかけて暗くなりかけていますが、カメラを据えます。シャッタースピードが遅くなりすぎない程度に絞り込み、露出を決めます。

オートフォーカスを解除し、ファインダーの倍率を上げてのぞきこみます。

気がつくと、体が縮小され、小人になってファインダーに吸い込まれていました。

絵本の住人となった私の目の前に、人の背丈ほどもある大きなカラタチがそびえ立ちます。

背後の世界に残した自分の抜け殻が、ピントリングを親指と人差し指で挟んで回し始めます。

カチカチカチ……とわずかな振動が指先に伝わります。

頭の中には、リングが回るジジジ……という音だけが響き渡ります。

トゲの先端が次第に鮮明になっていきます。

リングはそのまま回され続け、やがてトゲの先端が涙でにじんだようにボケ始めました。

背後の抜け殻は、そのボケを待ちわびていたかのようにリングを少し戻しました。

バシャ

目が覚めました。

車の群れが、砂嵐となって静寂を押し流していきます。

カラタチの林に迷い込んで1時間も2時間も経ったかと感じましたが、都会に置き去りにされた私の体はほんの数秒の出来事だったと言います。

シャッターを切らなかったら、元の世界には戻らなかったかもしれません。




蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年5月20日の記事は → 「恋せよ乙女!

【みぃのつぶやき】 私の友達は、しっかりどっぷり恋に浸る性格をしています。毎回感情が急上昇と急降下を繰り返して、ドラマでも演じてるみたい。それはそれで楽しそうです。

※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。

博多のお土産・1

2006年05月19日 22時06分35秒 | デイリーお気楽グルメ
福岡ではこんなお土産を買ってきました。一番右はいりこ佃煮 (つくだに)。パッケージには書いてありませんが、店員さんの話によると、一番右側のいりこ佃煮には長崎のいりこと鹿児島の鰹節を使ってるんだそうです。海外から食料を大量に輸入している現代の日本にしては珍しく、地元の食材を使ったお土産品です。

真ん中に見えるのは「たまこっこ」。卵ご飯用に味付けした醤油です。福岡の業者が考え出したとか。

左にあるのは明太入りからし高菜です。

tabi0195.jpg: 明太入りからし高菜

この漬物、ご飯の上に載せると、もうめちゃうま。パリパリした歯ごたえ、ピリッと舌に響く辛味、こくのある香り。おかずなしでもご飯を食べれちゃいます。

博多の辛子明太子は定番中の定番ともいえるお土産ですが、買ってきませんでした。辛子明太子は冷蔵保管しなければいけないので、買ったらその場で自宅に宅配便で送らなければならず、余計なお金がかかってしまいます。買おうと思えば近所でも買える、ごくありふれた食べ物ですしね。



福岡旅行の目次は → こちら

福岡旅行写真集・22 (噴水ショー・2)」 ←福岡旅行の前の記事 (旅程順) はこちら。


蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年5月19日の記事は → 「こんなADSLモデムが欲しい

【みぃのつぶやき】 ADSLモデム、電話機、FAX、パソコンなど自由に組み合わせて使えるのはとてもいいことなんだけど、あってもよさそうな機能が十分に統合されてないのは相変わらずだなぁ。

※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。

福岡旅行写真集・22 (噴水ショー・2)

2006年05月18日 23時29分42秒 | 気ままにお出かけ
06-03-22_12-02.jpg: キャナルシティ博多の噴水ショー 06-03-22_12-03.jpg: キャナルシティ博多の噴水ショー

06-03-22_12-04_1.jpg: キャナルシティ博多の噴水ショー 06-03-22_12-04_2.jpg: キャナルシティ博多の噴水ショー

キャナルシティ博多の真ん中には運河が通っており、見事な噴水が設けられています。空中で水と水がぶつかったり、落下した水が運河の水面にぶつかったりして、手拍子のようにリズムを奏でます。噴き出す水の量やタイミングがきめ細かく制御されているのでしょう。

そんな素晴らしい噴水をデジタルカメラで収めようとしましたが、なかなかうまくいきません。ビルの4階くらいまで高く上がる噴水は珍しいので、それくらい高く上がったところを撮りたいのですが、その高さまで水が噴き上がるときは、水がパルス状に噴き上げられます。当然、放出される水の量も少なくなります。高く上がる水に露出を合わせようとして露出時間を長くすると、背景の建物が露出オーバーになってしまいます。逆に、背景の建物に露出を合わせると、水の軌跡をくっきりと写し込めません。

fountain00.jpg: キャナルシティ博多。噴き上がった噴水
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Shutter speed priority AE (F=22.0, SS=2.0s), +0.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (-3), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

この写真では背景の建物 (厳密には噴水や建物などを含めた画面全体) に露出を合わせていますが、噴き上がった水が霧のように霞んでしまい、軌跡ははっきり写っていません。下に扇形に広がっている水がかろうじて写っている程度です。

architecture018.jpg: キャナルシティ博多。噴き上がった噴水
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=4.0, SS=1/60s), +0.3EV (Matrix metering), ISO400, WB=Cloudy (-3), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

比較的低い位置に多くの水が噴き上げられているときは、これくらいに撮れます (写真は「福岡旅行写真集・19 (キャナルシティ博多)」から再掲)。噴水が上がり始めて慌てて撮ったので、撮影モードがプログラムAEのままになっているのはご愛嬌。

試行錯誤しましたが、デジタルカメラで噴水と建物のバランスをぴったり決めるのは大変難しく、断念しました。

翌日になって気づいたのが、携帯電話のカメラです。

私が使っている携帯電話はカメラ付きですが、比較的初期のタイプで、撮像素子にCMOSセンサーを使用しています。そのせいで、動きの速い被写体を撮ろうとすると、被写体の動きにCMOSセンサーが追随できず、ぶれたような写真に仕上がってしまいます。

今回はその特性を逆手に取ります。

被写体の動きが速いと軌跡が残ってしまうなら、軌跡を残したいときにはこの携帯電話のカメラで撮ればいいんです。

ということで撮ってみたのが冒頭の写真です。比べてみると一目瞭然。噴水の軌跡がくっきりと写っています。お見事!

携帯電話の機種変更を考えたとき、きれいに撮れるカメラを搭載した機種なら旅先でブログを書くのも楽しくなるだろうと思っていました。現在、カメラ性能を重視した携帯電話では、撮像素子としてCCDが主流です。でも、CCDでは今回のような撮影効果は期待できません。

旅のお供にデジタルカメラを持ち歩くのなら、似たような撮影特性を持つ携帯電話を持ち歩いてもあまり意味がありません。デジタルカメラを補完できるように、携帯電話は意図的にCMOSカメラ搭載機を選んでみようと思いました。



福岡旅行の目次は → こちら

噴水ショー・1」 ←福岡旅行の前の記事 (旅程順) はこちら。
福岡旅行の次の記事 (旅程順) はこちら → 「博多のお土産



蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年5月18日の記事は → 「缶カレー詰め合わせ

【みぃのつぶやき】 カレーって、ほんとにバラエティに富んでいて、お店やメーカーごとに風味が全然違います。その違いもまたひとつの楽しみ。

※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。

福岡旅行写真集・21 (緑と赤のコントラスト)

2006年05月17日 23時45分19秒 | 光と空間
architecture023.jpg: キャナルシティオーパの緑の外壁
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=4.0, SS=1/50s), +0.3EV (Matrix metering), ISO400, WB=Cloudy (+3), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

引き続きキャナルシティ博多の風景。ゆったりとS字カーブを描く緑色の外壁を、緑の葉が覆っています。

architecture024.jpg: キャナルシティオーパの緑の外壁と赤い店舗
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=3.8, SS=1/25s), +0.3EV (Matrix metering), ISO400, WB=Cloudy (-3), f=38mm (35mm-equivalent: 57mm)

その緑の外壁には赤いフロアが挟まれ、オレンジ色をした電球の光が漏れてきます。

緑と赤という相補的な配色は、ともすればどぎつい対比になりがちですが、赤が華やかさを、緑がしっとりとした落ち着きを演出し、絶妙な調和を見せてくれます。

architecture025.jpg: キャナルシティオーパの緑の外壁と赤い店舗
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=3.8, SS=1/25s), +0.3EV (Matrix metering), ISO400, WB=Cloudy (-3), f=34mm (35mm-equivalent: 51mm)

その中の一軒を取り囲む赤い外装がひときわ目を引きます。入り口を囲む外壁は、宝石店の小さな手提げ袋のようなつややかなワインレッド。

福岡の現代建築は温かい。奇をてらわず、街に溶け込むような外観であったり、人を包み込むような温かさを持っていたりします。福岡を訪れたら、ぜひ建築にも目を向けてみてください。

今回の反省


外壁を覆う葉が、パサッと色あせた感じに写ってしまいました。もっと緑を鮮やかに撮れたらよかったな。やっぱりPLフィルター買おうかな。



福岡旅行の目次は → こちら

飾らない気品」 ←福岡旅行の前の記事 (旅程順) はこちら。
福岡旅行の次の記事 (旅程順) はこちら → 「旅のお供



蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年5月17日の記事は → 「抹茶豆乳・3

【みぃのつぶやき】 日本の文化、お抹茶です。ちょっとお茶関連の雑学を。

昔、日本からイギリスに煎茶が輸出され始めた頃、煎茶の飲み方が分からなかったイギリスの人は、茶葉をぐつぐつ鍋で煮出し、その煮汁、つまりお茶を捨てて、残った茶葉にバターをからめて食べたりしたそうです。

※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。