みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

福岡旅行写真集・19 (キャナルシティ博多)

2006年05月15日 23時43分13秒 | 光と空間
architecture017.jpg: キャナルシティ博多内シアタービル
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=8.0, SS=1/25s), +0.3EV (Matrix metering), ISO400, WB=Cloudy (-2), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

あいにく小雨がパラついてきたので、屋根のある場所で遊ぶことにしましょう。

キャナルシティ博多に来ました。お店やレストランのほか、映画館やホテルまで併設された複合商業施設です。

シアタービルは、コロッセオのように中庭を取り囲んでいます。赤い外壁が印象的。一目見て直感的に樽 (たる) の輪切りが思い浮かびました。そんな深い色合いです。

architecture018.jpg: キャナルシティ博多。噴き上がった噴水
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=4.0, SS=1/60s), +0.3EV (Matrix metering), ISO400, WB=Cloudy (-3), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

中庭には噴水が設けられていて、30分ごとに水のショーが繰り広げられます。ビルの4階まで高く届く水は圧巻。高いだけじゃありません。音楽に合わせて繊細な表情を見せてくれます。こんなに緻密な動きを演じる水に出会ったのは初めてです。

architecture019.jpg: キャナルシティ博多内シアタービル
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=3.2, SS=1/40s), -0.3EV (Matrix metering), ISO400, WB=Cloudy (-3), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

シアタービルの赤い外壁が弧を描いて延びています。

architecture020.jpg: キャナルシティ博多内シアタービル
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=4.0, SS=1/60s), -0.7EV (Matrix metering), ISO400, WB=Cloudy (-3), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

ショップを満たした金色の光が、赤い格子のすき間からにじみ出します。

architecture021.jpg: 赤い格子に光が浮かぶ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Programmed AE (F=4.0, SS=1/60s), +0.3EV (Matrix metering), ISO400, WB=Cloudy (-3), f=34mm (35mm-equivalent: 51mm)

ピントをずらしてみるとこんな感じ。

今回の反省


  • 1枚目の写真 (architecture017.jpg) では、壁面がパサッと色あせたように写っています。4枚目の写真 (architecture020.jpg) のような、こっくりとした赤色を出したかったところです。

    1枚目と4枚目の撮影条件を比較しました。


    項目1枚目4枚目
    撮影時刻14:5115:17
    ホワイトバランス曇天 -2曇天 -3
    測光モード分割測光分割測光
    露出補正+0.3EV-0.7EV

    撮影時刻には30分程度の差しかないので、光の条件はほぼ同じと考えられます。

    測光モードが分割測光であり、1枚目では上部に明るい空が入っているので一概に比較できませんが、露出をあと1/3段マイナス補正することもできたでしょう。ホワイトバランスの微調整量をもう1段階 (約10ミレッド) 下げてもよかったかも知れません。外壁に反射した光が原因であれば、PLフィルターが効果的でしょう。


  • 小雨交じりの空の下、噴水から噴き上がる水の軌跡はなかなかきれいに撮れませんでした。

    2枚目の噴水の写真では、水が低い位置で (5~6mくらいでしょうか) 継続的に噴き上げられていたので、何とか収められました。

    一方、ビルの4階くらいの高さにまで上がる水を撮ろうとすると、うまくいきません。この高さまで水が噴き上がるときは、演出効果上、水がパルス状に噴き上げられるので、放出される水の量そのものが少ないタイミングでもあります。水に露出を合わせようとして露出時間を長くすると背景の建物が露出オーバーになってしまい、背景の建物も写し込もうとすると水の軌跡まで写し込めず、噴水と建物のバランスをぴったり決められませんでした。夜であれば、背景も暗いので安心して露出時間を長く取れるかもしれません。

    水の撮影は今後の課題です。




本格的に写真を撮り始めてまだ日が浅くても毎回写真に撮影データを付記しているのは、こうやって写真を見直すためでもあります。ほかに、レンズを買おうと検討している人の参考になればいいという考えもあります。私自身、レンズを選ぶときに他の人の作例を参考にしました。もちろん、カタログを見ればレンズの最大撮影倍率や最短撮影距離も記載されていますが、実際に撮影された写真を見るのが一番分かりやすいです。レンズを選ぶときに他の人の作例を参考にしたお返しに、私も他の人のレンズ選びの参考になればいいと思い、撮影データに焦点距離 (f) も併記しています。



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【みぃのつぶやき】 「高橋がなりブログ 虎の声」はかなり気に入って読んでいました。苦労して今の地位を築き上げてきた人だからこそ言える気迫が感じられました。そのブログも、既に廃刊になっています。もっと読みたかったけどなぁ。

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