![tabi0075.jpg: 普通列車の車内](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/92/1f8fa9fb03d1727c0fdfadf69e44a980.jpg)
早めに列車に乗り込んだものの、車内はガラガラ。私は1両目に乗り込みましたが、この車両にはまだ誰も乗ってきません。これだけ座席が空いていると、4泊5日の大荷物を持っている私としては助かります。
![tabi0076.jpg: 鳴門駅に咲く花](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/13/8a4a61f7ac84f4719769e1e6ba38fe12.jpg)
線路わきには、いろんな草木が植えられています。オレンジ色や黄色のかわいい花も咲いています。駅舎の横にはじょうろなどの園芸用具が置かれ、植物がかわいがられている様子がうかがえます。そのおかげでしょうか、駅の雰囲気も柔らかく穏やかになっています。
車掌のダミ声が車内に降り積もった感傷を引き裂き、ドアが低い音を立てて鳴門市街の空気から私を切り離しました。
ガタン
体を後ろに引っ張る衝撃とともに、オレンジ色の花がゆっくりと後ろに流れ始めました。
鳴門ともお別れね。
初めて鳴門を訪れた私をコインロッカーに案内して、詳しいパンフレットをくれた架橋記念館のおじさん。
鳴門の絶景ポイントを教えてくれた市バスの運転手さん。
携帯のカメラで時刻表を撮影していた私を見て、小型の時刻表を差し出してくれた駅員さん。
和食のお店を教えてくれたホテルのフロントさん。
みんなありがと。鳴門が大好きになったよ。
鳴門・高松旅行の目次は → こちら
「鳴門・高松旅行記・20 (鳴門駅で鉄ちゃん)」 ←鳴門・高松旅行の前の記事 (旅程順) はこちら。
鳴門・高松旅行の次の記事 (旅程順) はこちら → 「鳴門・高松旅行記・22 (池谷駅)」