四季おりおり

季節の移ろいの写真を気の向くままに載せています。

翡翠日記

2009-03-13 18:10:05 | 翡翠
今日は朝から冷たい雨が降り続いています。明日はさらに大荒れの天気になるようです。当分カワセミに会えません。そこで先日見かけた、上流の雄と雌のカワセミの絡みです。

春になって、カワセミの雌雄の絡み合いが活発になってきます。ペアリングのための絡みや、ペアリングに外れたカワセミとの縄張り争いが激化する頃です。川のいろんな所でその絡みが見られるようになってきています。縄張り争いの激しいバトルもたまには起こっているようですが、その場面に行き当たることは至難の事です。


橋桁に雄と雌のカワセミ二羽が離れて留まっています。左が雄で右が雌です。
最初、橋の下で鳴き声が聞こえるので探していると、ちょうど二羽が橋桁の方に出てきました。




段々と、雌が雄の方に寄ってきます。




雌は何か叫びながら雄に迫っています。雄はじっとしたままです。




さらに雌は雄に迫ってきました。




ついに雄は飛び出してしまいました。




しかし、すぐに少し右に留まりました。




また、雌は何か言いながら雄に迫ります。




また、雄は逃げて飛び出します。




雄は、再度少し離れて留まります。




すると、また雌が叫びながら飛んできます。




近くに着陸して雄に迫ります。




雌が雄の隣に来て何か叫んでいます。




雌が襲いかかってきたため、雄はまた逃げて飛び出しました。




雄は逃げ去りもせず、雌の近くに留まります。




雌が近づいてきたので、雄は等々川の上流に飛び去って行きました。




残された雌は餌を狙って、下を見ていましたが、雄を追いかけてかこれも上流に飛んで行き分からなくなりました。




この場所は、下流を雌がテリトリーしており、上流を雄がテリトリーとしており、その境界でもあります。縄張り争いだったのか、ペアリングの前の絡み合いだったのかよく分かりません。ペアリングの行動も今の時期は雌が積極的で、雄はまだその気になってない時期でもあります。