フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
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ゴーベール ロマンス

2015年06月21日 | 作品あれこれ


クラシックでも「ロマンス」 というタイトルの曲は結構多くて

まあ、ロマン派以降なんでしょうけれど、

たいがい甘い美しい切ないメロディが書かれています

 

紆余曲折のロマンスなので

いや、ロマンスだから紆余曲折なのかもしれないけど、

ABA形式でだいたいAの所は夢見ていてBの所は

ちょっと速かったり調性が複雑になったりというか、

揺らいでみたり嘆いてみたりと言うのがほとんど。

 

今ちょっと手をつけているのはゴーベールのロマンス

彼の作曲したロマンスは二曲あり、どちらも#が三つのイ長調。

1905年と 1908年 に作曲されています。

このイ長調に何か意味があるんだろうか?と言うのが一番のギモン。

なんで他の調に変えないかね?

ゴーベールの心理はロマンス=イ長調なんだろうか。。。

 

どちらもステキなんだけど

1905年のほうは揺れ動く感じをストレートに書いている。

1908年の方が大人の恋なんだな。短くて近代っぽい感じ。

 

いいなぁ~ロマンス ん? いや曲じゃなくてね・・・

 

 



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