フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

恩師 増永弘昭 28

2006年11月09日 | 恩師 増永弘昭先生
もう20年も前の先生のお話ですが・・・
「ブラスバンドなどの合奏をすると
フルートは音程が高いと言われるので
音程恐怖症になっている傾向がある。
フルートはAやB♭で音合わせをするので、
AやB♭の音だけ特別に音程を吹き変える癖が
ついている人が多い。
そんなことをしてはいけません。
音階がばらばらになってしまう。
一番低音のコントラバスやチューバの音の
倍音にあわせれば良いのです。
そうすれば10人で演奏しても20人も30人も
いるように聴こえる。
音が響き合わなければならないんです。
倍音にフタをしたような音で音の高さだけで
合わせているような合奏は効率が悪いんです」

音程にしばられていた私達には目からウロコでした。
ふゆちゃんのブログ(←クリックする)にも先生のお話が
書かれています。ぜひごらんくださいね。