フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

ブランデンブルク協奏曲第5番

2008年04月10日 | flute 2008

札幌コンサートホールkitaraの大ホールで
じゃーん!
ブランデンブルク協奏曲の第5番を演奏してきました.

チェンバロとソロヴァイオリンと弦楽アンサンブルとでの演奏です。
チェンバロはきちんと調律した後の楽器は
鍵盤に引っかかりがある感じで
ソフトに弾くのでなくぱきぱきとはっきり打鍵するそうです。
へぇぇぇ~。(さわったこともナイ)
私はというと前回この曲で上手く行かなかった所はクリア.

kitaraの大ホールは素晴らしいホールなので
客席にはとうぜん無理なく響いている筈だけれど、
ステージ上はほんのちょっとの角度や配置の違いで
演奏のしやすさがちがってきます。
リハーサルの時にいろいろ試行錯誤して#バッハ
なかなかいい状態にセッティング。

それにしてもいつも難しいなと感じるのは
練習会場やホールや楽器の配置や広さの違いで、
合奏している時に聞こえてくる楽器の音が違うこと.

スコア(総譜)を読んでいても会場ごとに
違う音を聞き分けてしまうと結構混乱する.
なんだかわかんないけどエイッと吹いているような
時もあるんだよねぇ。

会場はフレッシュな大学一年生ばかりでした


ヨハネス・ハンミッヒ購入

2008年02月18日 | flute 2008

フルートを買ってしまった。
ヨハネス・ハンミッヒの晩年の作。中古品である。

今まで使っていた銀の笛とそう実力の差があるわけではない
ただ、ドイツの楽器でバッハが吹きたかった.
今月末はブランデンブルグ協奏曲第5番を演奏する.

今の私の年齢を考えると
しっかりと華やかに演奏できるのは、あと10年?
日々がものすごく貴重でいつだって時間が惜しい。
(こんな駄文を書いている場合ではないのだ・・・)

この楽器手元に来てからきょうで18日。
昨日、ようやくわかり始めた微妙なコントロールの違い。
なんとも表現できないけれど、

  「今まで1cm に感じていた所を
   何ミリか減らして演奏した方がより効果がある・・・」

みたいな、前の楽器とのコントロールの仕方の違いに気がついた.
10cm を5cm にというならともかく、
数ミリの違いはいつ頃になったら吹き分けられるか?
自分の変化が楽しみだ.とっても。

嬉しいような悲しいような楽器貧乏でございます