歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

千載一遇の機会に、ぐずぐずと小理屈をこねるな!

2018-02-18 13:07:25 | 産経新聞の記事から抜粋

 

 

  

   涙ぐましき自衛隊の活動に対して、ほとんどの国会議員は鈍感すぎて愚鈍にさえ見えます。与党・野党を問わず、自衛隊について熱く語った議員は、あの悪名高い、浜田幸一氏以外知りません。

   国会では知性のかけらもないように言われ、実際暴力団「稲川会」の若衆としての構成員であった浜田氏を「お前は政治家に向いている」と見抜いたのが当時の稲川会会長だと言われています。実際に頭の回転が速く、現実を見抜き、小理屈を粉砕する達人でした。

   

   浜田幸一氏の街頭演説には必ず「自衛隊の皆様、警察官の皆様、消防署の皆様、いつも我々国民のために休まず働いて下さりありがとうございました」と言うのが定番でした。故に、彼は右翼と呼ばれていました。

   こう言うことをごく当たり前に言えた、浜田幸一氏が千葉県の選挙区では抜群に強いのを、自民党の議員はよくよく参考にしなければならないでしょう。今や自民党議員でさえ格好をつけて、人権派議員と同じような小理屈をつけたがりますが、戦争反対さえ言えば、平和的だと思ったら大間違いです。

   曲がりなりにも日本が70余年戦争を逃れてきたのは、アメリカの自己保身のための押し付け憲法と、大東亜戦争における先人たちの勇敢な戦闘精神をまだ、特定アジアの中で知っている人がいるし、アジアの地から白人の植民地解放をしたのは日本軍だと知っている人がまだいるからです。

 

   第一次大戦後、日本は世界の三大軍事大国になっています。初めてガチで白人国家と戦って、正々堂々お互いに真正面から闘って、勝ちました。三大軍事大国とはアメリカとイギリスと日本です。当時アジアの中で独立国は日本だけです。タイも一応独立していましたが独仏の綱引きの最中でした。

   チャイナは、白人国家の草刈り場でしたが、清王朝は、身を削って生き残りをかけ白人側について日本を敵にする工作活動を、蒋介石夫人の、宋美齢を中心にアメリカのロビー活動にまんまと成功し、当時赤化していたアメリカのルーズベルトを日本と戦わせることに成功しました。

  

   それが、今蒋介石の跡を継ぐ者は誰もなく、チャイナ共産党軍に国を奪われ、チャイナ自身も独裁国家となって一部の共産党軍に乗っ取られています。しかし蒋介石の再来なんてだれも望んではいません。

   昨日産経新聞に載った『極限御免』の言いたいことを一言で言ったら、かくの千載一遇の機会に、ぐずぐずと小理屈をこねて動かない国会議員を見ると、「自衛隊が可哀そうではないか」と言いたくなる。の一言に尽きるのではないでしょうか。

 

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産経新聞・平成30年2月17日 掲載分

   

【阿比留瑠比の極限御免】

   改憲で自衛隊に感謝を示そう

   東日本大震災が起きた平成23年の4月から5月にかけ、被災地である福島県内をレンタカーで回った。津波の爪痕が生々しいいわき市の海岸部では、がれきと化した集落や、沈没船がそのまま残る港を見て、在りし日の風景との差に呆然とするしかなかった。

   ただ、そんな中でわずかに救われる思いがしたのは、商店の扉や道ばたの看板など至るところに書かれていたこの言葉だった。

   整列する自衛隊員ら=1月23日午後、群馬県草津町(宮崎瑞穂撮影)

   整列する自衛隊員ら=1月23日午後、群馬県草津町(宮崎瑞穂撮影)


 「自衛隊さん、ありがとう!」

   不眠不休で被災者らの救出、支援に当たった自衛隊員の献身は、地元の人たちの心にしっかりと届いていた。「事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえる」(服務の宣誓)ことを誓い、実行している自衛隊に対し、国民がそれを評価し、感謝の気持ちをささげる。

  整列する自衛隊員ら=1月23日午後、群馬県草津町(宮崎瑞穂撮影) 

   整列する自衛隊員ら=1月23日午後、群馬県草津町(宮崎瑞穂撮影)


  あるべき道理を目撃したかのような気分だった。

 曖昧放置には理なし

   ところが、その自衛隊の存在を憲法9条に明記しようという安倍晋三首相の提案が、なかなか実現に向かわない。内閣府が27年3月に発表した世論調査では、自衛隊に好印象を持つ回答が92・2%に達し、昭和44年の調査開始以来、過去最高となっているにもかかわらずである。

   「(自衛隊が)最初から合憲なら、改憲で自衛隊を明記する必要はない」

    希望の党の玉木雄一郎代表は、安倍首相の提案をこう批判した。だが、合憲であるものを明記してはいけないという理屈は成り立たない。玉木氏の言葉はまるで無意味である。

   むしろ政府は合憲だと解釈する立場を取ってきたのに、憲法学者の6割以上が自衛隊は違憲だと判断している現状を放置し続けることこそ、政治家として無責任だといえよう。

  「自衛隊は憲法違反だといわれるたびに、胸に突き刺さるものがあります」

   筆者は、元陸将の一人がこう語るのを聞いたことがある。共産党も「自衛隊と憲法9条は両立し得ない」(志位和夫委員長)との見解であり、自衛隊をこんな中ぶらりんの立場に放っておいていいわけがない。

   

   立憲民主党も党名からして「立憲主義」を強調するのであれば、自衛隊という巨大な実力組織を、きちんと憲法上に規定しようとせず、違憲論が横行するのに任せておいてどうするのか。それは、明らかに立憲主義に反する態度である。

   自衛隊を憲法上も正当な存在として位置づけることに、何を恐れたり怯んだりする必要があろうか。これからも自衛隊を曖昧な地位に置き続けることに、何の理もありはしない。

可哀そうではないか

   自民党内も、戦力不保持を規定した9条2項を削除すべきだとか、自衛権の保有も明記すべきだとかさまざまな意見があって、なかなかまとまらないという。だが、まずは何をさておき自衛隊の明記を優先させるべきではないか。

   司馬遼太郎氏の代表作『竜馬がゆく』に、こんな名場面がある。薩摩と長州が手を結べば幕府を倒せると分かっているのに、自ら連合を申し出ることをためらう西郷隆盛に、坂本竜馬が叫ぶように言う。

  「長州が可哀そうではないか」

  物語では、この言葉に西郷が突き動かされ、連合を申し入れることを決断する。根っからの護憲派はともかくとして、かくの千載一遇の機会に、ぐずぐずと小理屈をこねて動かない国会議員を見ると、「自衛隊が可哀そうではないか」と言いたくなる。

(論説委員兼政治部編集委員)

 

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   敵のピンチは味方のチャンスなのです。今ほど敗戦日本の残傷を、一掃するべきチャンスなのに、日本のことを考えない議員が多すぎるのが我慢できません。今までのかなり保守的な政治家であっても口にさえ出せない雰囲気を、メディアが作り出した日本の世論であったのです。

   

   安倍首相がこれだけ攻撃されているのは初めて真剣に取り組んだと知ったからです。この状況に一番敏感なのが特定アジアであり中でもチャイナは共産党政府という、国民総意が認めた政府ではありませんから、国民の手によって倒される心配があります。

   チャイナという国はいまだ独立して70年くらいのものです。それも暴力によって作られ、今の体制になるまで何人殺害してきたでしょう。その殺害歴史を合わせると一億人に近くなると人は言います。しかも最も恐れているのが日本です。日本を貶める工作には金銭を惜しみません。

   その手先が朝日新聞であり、NHKを始めとする日本のメディアです。安倍降ろしをバックアップする筆頭はチャイナであり、かなり成功してきました。沖縄も手が入り、琉球独立などという運動が起こっているそうです。チベットやウイグルなどの残虐な仕打ちを学習していない連中です。

   そんな日本に勇気をもってこの戦後体制、チャイナや韓国、北朝鮮に入り込まれて支配されているメディアに真っ向から勝負を挑みたじろがなかった宰相が今までいたでしょうか。今後こう言う人が出てくるでしょうか。まさに千載一隅のチャンスとは、それを出来る人が現れたという事です。

 


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