相台万朗Sodaiブログ

和歌山からきて今は千葉県人に、東京銀座でウエスタンバンジョーの店を36年間やらせていただき、もっかしたずみしてます。

味期限の話 (連載―第561号)

2024年06月18日 | 経験・体験
どうしても、頭の片隅に昔聞いたこと、脳裏に残っている。若ゲのいたりだろうか素直に覚えている。
 ❶誰かが団体旅行で海外に出かけて、立ち小便をした。❷ハイヒールは窓から汚物を投げ出すので、仕方なく路地を歩くのにハイヒールを考案した。❸大航海時代、上陸してきた兵隊が赤子の両足を片手で捕まえて、岩に頭をぶちつけた。❹
兵隊さんが赤子を抱いた母親から赤子を奪い崖の上から放り投げた。母親は、アッ 崖から身をなげた。

  ❺若い兵隊さんが人体実験だろう人の心臓、肺、胃、肝臓、腸、の入ったホルマリン漬けされた容器が幾つも保存されている部屋を目撃した。❻高速道路の路肩にバスを止め、一人が要だしたら、二人、三人と、汚物はそのままだ。・・・・
「旅の恥はかき捨て」ということわざもあった。空気が汚れているのか
駅には、白いタン壺があった。町には、たばこの吸い殻やゴミが散乱していた。駅には包帯を巻き杖をついた戦争帰りと思わせる人が募金箱のような物を首にかけていた。
いつ頃だろうね。
 先日、外からオジサンと口論している声が聞こえた。聞いていると、住宅地でバイクの音がうるさいと云う。
確かに、うるさいと思えばうるさいが、ドコドコドコドコと胃に響くあの音が良いのに人によって、騒音でしかない。奥様の声は聞こえてこないから、代わりに夫人が出て来たのだろう、言葉に重みを感じなかった。
 「忖度」(そんたく)は、相手の気持ちを推し量ることを意味する。と書いてあった。
ある国会答弁で、誰かが書いた言葉を、何度も無表情で読み上げる根性を感じ取った。さすが、大物の政治家になる素養を感じた。「差し控える」の言葉を
ベルリンの壁のようだった。
  力は対等でないと一方通行だ。それを知るのに、相手の歴史を知ったことで、逆走もごもっともと理解できても逆走は逆走で本来の流れに戻さなければならない。
ところで、バイクの音が聞こえなくなった。
 円安で海外の旅行客も多くいらしているようだが、日本は安いらしい。
ホンの最近前までは、高いだろうと
思っていたが、今や海外で、ハンバーグに2000円も出せない。海外旅行にお米持参で行くという。
 政治家も経営者も静かなものだ。
石油を積んだタンカーが台湾海峡
を通過できなければ、かつてアメリカによる石油禁輸と同じだ。
  イタリアでは、移民の人が多く、イタリア人が海外に逃れているようだが、日本もそうならなきゃいいが。
 人口が日本の何十倍も多い国、国土が日本の何十倍も広い国、狭い地に押し込められ、逃げ出すことも出来ず、悪環境で死を待つ人たち。
人が多いと人を監視して、国土が広いと国境を監視して、狭い地に
多民族が押し込まれ、この地はもともと私たちの聖地、振り返れば、大国の戦争が生んだ裏取引が原因でパレスチナの問題が発生した。
  ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地でもあり、高い塀の中でここはガザ地区に、ここは、ヨルダン川西岸地区に、今まで住んでいたアラブ人が隔離され、ヨーロッパで迫害されたユダヤ人が帰って来て元は私たちが住んでいた地に勢力をのばしている。
第一次世界大戦でイギリスがユダヤ人に戦費のお金を貸してくれるのであれば、戦後はこの地を授けよう。また、アラブ人に約束した。戦争に加担しくれたら、戦後は、パレスチナの地を授けよう。イギリスはユダヤ人にもアラブ人にも約束した。イギリスは、戦後処理で逃げてしまった。
 200年前、ドイツの初代大統領のビスマルクが日本の視察団(岩倉使節団)にアドバイスされた。沈黙は美徳とあるが、世界は主張すべきことは、主張しなければなれない。
18歳の時、至上最低の学力を引っ提げて大都会東京に来た。一番苦手な歴史からはじめた。年号は覚えず時代の流れで、登場人物が何をしたのかを知ると意外と面白い。
私にとって、昭和100年は来年になる。賞味期限の話に、めちゃくちゃ視野が広がった。
コメント
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