相台万朗Sodaiブログ

和歌山からきて今は千葉県人に、東京銀座でウエスタンバンジョーの店を36年間やらせていただき、もっかしたずみしてます。

一休さんとひとやすみ         (連載ー509号)

2023年11月15日 | 経験・体験
へーそう!一休さんは、お坊さんだったんだ。とんち話でユーモラスにまんが、アニメで有名な一休さん。
 お坊さんの、立派なお名前が、あったのじゃ、その名は、「一休宗純」という。
 今から、600年ほど前の、室町時代の禅宗のお坊さんだと。
20歳の頃、師匠を亡くし、自殺をはかったことのある。という。ご自分を見つめるまじめなお坊さんだったようである。また、50歳の頃にも自殺を図ったらしいが、それだけ真面目だったのだ。

   晩年は、目のご不自由な50歳年下の女性と同棲したとか聞くと、私にしてみれば、22歳のギャルと同棲することになるがうらめしや。
酒も肉もたばこも、遊郭にも出入りするホストクラブでも遊んでいるお坊さんを想像する。

 座禅をしたことはないが、壁に向かって悟りの境地をひらこうとする   
禅宗は、栄西、道元によって、もたわされたそうだが、お名前はきいたことがある。そういえば、北鎌倉に知人のお墓がある。静かだ!
 私は、六本木の交差点の近くにあるお墓がいいと思う。若い時、ウォッカをのんで酔っ払って墓石を抱いてと寝た。

  座禅は、目を開いて行うものだと、聞いたが、私は、目を閉じれば、イビキをかいて寝てしまうらしいので妻さんには映画に誘われない。

どうすれば、大仏のように目を半開きでご自分の鼻の頭をみれば瞑想しているようにみえる。

昔も今もかわりがないと思うが、その頃のお坊さんは位の高い貴族や武士の権力にまけて、修行や布教よりも自分の出世を望むようにようになりお坊さんもいろいろある。
中にはお坊さんになるつもりもなかった人もいる。レールから外れる方もいる。

 私の叔父さんが、お坊さんの偉い方のようで、村の和尚さんがビビっていた。この世界でも上下があるんだことに気づいた。
 偉くもなれば、大企業にも顔が利くようで、兄の就職にも便宜がはかれたようである。

修行僧で有名なお寺に観光で行った時、今でいえば、パワハラとか問題になるが、若い僧は先輩僧にきびしく叱られていた。
 おまけに裸足で厳しい寒さだ。そんなことがあって、修行を積むのだろう。理不尽なことも言われて、人の前で恥をかかされて、嫌な気分を味わう。

  お坊さんも甘い汁もつらい汁も知って、人間和尚となる。
 どの世界でも一握りの人が人間和尚として、他人から気づかされるのか、「悟り」は己がどこで気づくかだ。
 
大谷翔平さんか、日本の全小学校にグローブを寄贈すると言うお話。今日だけは、「あこがれ」はやめよ。
年収が何百億と世間の話題になっているが原点に戻すバネが鍛えられていればいいが、外野はうるさい。

 「一休とんち話」は、江戸時代に、はじめにつくりだされたものですが、たとえ笑い話のつくり話でも、人の道の教えがいくつも秘められている。
 
  「一休」というのは恩師、華曳(かそう)からいただいた名前のようだ。
一休って、「ひとやすみ」とも読める。
木の枝から1枚1枚葉が落ちるのをみるような時間もなかろうご時世、名前が売れれば売れるほど忙しいだろう。
ある作家が言われていた。「売れている時は、人が集まるが、パタンと来なくなる。今じゃ、使い捨ての身」とぶつぶつ世迷言をいっていた。

 アタリキしゃりき!一休(ひとやすみ)、一休。

コメント
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