7月30日(日)
間宮林蔵は最北端の地から、樺太を今日も眺めている
~・~・~・~
朝食のあと、散歩に出る。
すぐ近くに
▲ このロマネスクな建物が続く
▲ はい、御存知、稚内港北防波堤ドーム
▲ まだ、あのエンドまで行ったことがないな
歩いてみれば良かった。
道の駅大型車用駐車場へ
11時オープンと書いてあったから、え? えらく市場は開くようになったのだなあ?と思いつつ行ってみると
▲ 2Fの「夢広場」なるレストランは開いていたが
1Fの「北市場」は
▲ テナント募集中!!
感嘆符が二つ!!も付いているから、ずいぶんと募集したいのか
もう市場はやってない!!
7年前に家内とここで朝にウニとカニを買って、宗谷岬に行って食べたのに・・もうやっていない!!
がっかりすると同時に、ずいぶん寂しく感じた。
▲ 一応、この写真も載せねばなるまい。
最南端からつながる線は、ここで終了。最南端として指宿枕崎線が載っている。指宿へは全国1000円時代に走ったので、ボクも最南端から最北端までキャンカーで走ったことになるのかな。
▲ JR駅・道の駅マップ
右下の赤丸印のとこで停めていた。
よしっ、これで稚内は終わり!
宗谷岬へ行こう!
▲ で、ブログ上は宗谷岬にすぐ到着。(1時間ほどかかったかな)
ここは、宗谷岬の上の高台にある駐車場。
▲ すぐに、エゾシカがお出迎え。
▲ 奈良公園とは違って、餌をねだりにきたわけではなく、駐車場前の草を食べに来ただけだ。
7頭いて、赤矢印の大きな立派な角を備えた牡鹿がリーダーのようだ。
▲ あけぼの像の前で、黙々とモグモグ。
ここはエゾシカの領分なのだろう。
いや、鹿を見にここへ来たのではない。高台Pから下に下りて
▲ みんなが見に来るこのモニュメントだ。
岬の最先端にある。
ボクを見つけたこの方たち、「写真を撮ってもらえませんか?」「よござんすよ」
▲ 急ぐ必要はないからね。
ここは、いつもこう、あるからね。
▲ 間宮林蔵さん、お久さしぶりです。
間宮林蔵立像。生誕100年を記念して昭和55年7月に建てられた。
間宮 Who?
樺太(サハリン)が島であることを実地確認し(1809年)、間宮海峡を発見した人だよ。
▲ お店もいくつかあって
時は午後4時半、気温26.5度C だとよ。稚内市の朝の気温と同じだ。
他の名所についても触れねばなるまい。
▲ 旧海軍望楼(明治35年造)
バルチック艦隊を見張っていた。
前は中に入れてボクも見張れたのだが、今は鍵がかかって入れなかった。
▲ 祈りの塔
ロシアに撃ち落された(S58)大韓航空機を悼んで。世界平和を祈願して。白鶴がモチーフ。
▲ やっと、ここに停められた。
7年前にここで家内と、稚内市場で買ったカニとウニを食べたこと、よく覚えている。
▲ あの時、このだだっ広い、最果ての地で車中泊してみたいと思ったのだが、今日実現する。
「最果ての地」には「果てまで来た」との感慨を持つ人は多いのでは。英国にも西の果てコーンウォールに、その名も Land's End という地名があって、わざわざ家族でそこまでドライブしたよ。
▲ 駐車場の裏方向には
宗谷丘陵が広がっていく。
知らないうちに、ボク一人になっていた。そりゃそうだろう、何がおもしろうて、こんなとこで寝るもんか。
夕食を食べて、午後7時40分ごろに
▲ 下の岬に下りてみた。
左端が、最北端の公衆トイレね。
おおッ、キャンカー2台他、クルマが停まっている。彼らも最北端で、寝てみたいのだな。わかる、わかる。よっ、ご同輩。
▲ 夜の最北端のランドマーク。
実は昼間にここを見た時、左右に大きいライトが設置してあったので、お、ここはライトアップされるのだなと思っていた。やはりね。
▲ 間宮さんとランドマーク
もっと、近づいてみよう・・
▲ もう、こうなると、神々しいねえ。
ボクのコンデジは自動的に露出を揚げるから、画面が明るいが、8時前。実際は、暗闇の中でこれだけがライトアップされる感じだよ。
▲ はい、ここは「日本最北端の地」です。
▲ 誰もいないから、はい、ボクもお決まりのポーズで。
イエーイ!
▲ マミヤさん、頑張ってね。
▲ 南樺太は元々日本の領土。歯舞色丹は何をかいわんやだが。
マミヤさんも忸怩たる思いでしょうが、監視をよろしくお願いいたします。
さあ、ねぐらに戻ろう。
▲ 最北端の灯台
今は工事中だが、ライトだけはクルクルと照らし続けている。
▲ バイバイ
▲ 駐車場に戻った。
今日は、満月だね。
おやすみなさいまし。
過去記事
宗谷丘陵~ 白い道を歩く - 青い空とわたし 2016年7月12日
本日の行程