映画と音楽そして旅

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時には新しい映画も…

(季節の便り)「夏野菜出揃う!」③

2006-05-05 00:07:01 | 季節の便り
 キャベツも食卓には不可欠のものですが、これは苗屋さんで苗を買ってきて定植します。前にも書いたように「春の使者」達が早速やってきましたので、網をすっぽりと被せて自衛しています。
 これが実は諸刃の刃でございまして、僅かな隙間から入り込んだ蝶々が、出るに出られず「救出」した頃にはすでに時遅く、卵を産み放題…と云う訳でなんとも間の抜けた場面がこれからあり勝ちです。 
 サル、イノシシ、シカ、カラスを筆頭に、大小の生物達との闘争が始まります。動物なりの英知と力を結集してくる野生動物に対しては、大抵は人間の方が根負けして仕舞ってなす術もなく、呆然として手痛い敗北を受けることも多々あります。
 でも視点を変えrて見るとこれは乱開発、環境破壊に対する野生動物たちの、無言の抗議であり実力行動でもあります。
 かって大陸の開拓時代に先住民の土地を奪い、居留地なるところへ押し込めて迫害した白人達の立場と共通するもので、開発の進行で住処を奪われた動物達から見ると、当然の権利を行使しているのでしょう。
 なにかお互いに平和的に共生する方法を考えるべき時代かな…と、夢うつつの中で実行不可能な寝言みたいなことを云っています。


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3 コメント

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こんにちわ (SUKIPIO)
2006-05-05 15:57:16
自然界のしっぺ返しが来てますね。



木々も外国の木材を輸入するばかりで、里山の木の手入れや、山と畑の境界線であります箇所に雑草や小さな木々が生え、野生の動物が畑の近くまで身を隠してこれ、畑を食い散らかす様になります。

又古くは、生態系の頂点だった日本狼や蝦夷狼を全滅させた事から、鹿・猪・兎等の草食動物の増加が、やはり、畑の被害の間接的の起因になっているとも思えます。

もちろん、おっしゃる様に開発の影響も大きいとおもえます。

先の望みとしましても野生の保護と同時に今少し、作物の自給率を上げて頂きたいものです。
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誤文しました (SUKIPIO)
2006-05-05 16:13:00
申し訳ございません。先のコメントにおきまして(里山の木の手入れや)の箇所は(里山の木々の手入れを怠りますと)が正しい文章です。

お手数をお掛けします。

たそがれさんの旅の詩を楽しみにしております。



この場をお借りして、申し訳ございませんが、ブックマークの登録をさせて頂いて宜しいでしょうか。
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因果応報ございます。 (たそがれ)
2006-05-05 19:12:52
 昭和30年代に国の政策で建築材用に広葉樹から針葉樹への切り替えが行われ、これが野生動物の住処や餌をを奪い、里の作物を荒らすようになったようです。

実は私はその頃は、森林組合に勤めていたいたのですが、国の農林行政」と云うものは殆ど、農協・森組など経由して実行されていたたため、私も関係の事務処理に当たっていました。

 そんな訳で野生動物の現況には、多少なりともかかわりがあるため、彼らの仕業に対して大きい声で非難できないのですよ。
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