映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(たまには本を…)「夜行列車で旅に出る!」

2006-08-22 00:00:52 | 季節の便り
 車で温泉旅行の話しを娘にしていたら「しんどいし心配やし…止めとき!」と却下されて仕舞いました。最近は私と娘達の力関係は私の方がかなり地盤低下していることは否定出来ないようです。
 「なんやったら義父のクルマでどーや?」と云う提案に、「いや、それやったら汽車で行くわいな…」と、あまり気もないのに借りてきたのが「夜行列車で旅に出る!」と云う本でした。
 ちなみに娘…次女の嫁ぎ先の親父は以前は観光バスで…定年後はタクシーで稼いでいるようですが、どーもやっぱりなにか…訳の判らん理由で、気が進まずこのような本を借りて来ました。
 サブ・タイトル「至上の悦楽、超豪華寝台列車に乗る!」そして表紙にはブルー・トレインの颯爽たる雄姿が…別にマニアでもないのに気分がワクワクして来ました。
 
 と、ここまで書いてなんとなくテレビのニュースを見たら、驚くべきJRの列車に関するニュースが…三重県のJR名松線で深夜に無人列車が、約8kmもの距離を運転手もなしでヘッドライトも点灯せずに走った…と云うのです。
 この列車を目撃した人は「幽霊列車かな?」と思ったそうですが、いつもは静かな時間に列車がライトも点けずに接近して来て、踏み切りの警報機が鳴ったり遮断機が開閉したり…普通なら、あり得ない事実だけにミステリーな事件でした。
 原因は下車する時に歯止めをかますのを忘れた…と云う単純ミスでしたが、いかにローカル線であろうと安全面での教育や配慮が必要と感じました。

 そんな訳で少しどころか…大いに背筋が寒くなり、熱も冷めそうになりましたが気を取り直してまた続きです。
 JRの「超豪華寝台特急列車」といえば1989年から、大阪ー札幌間で運行され絶大な人気がある「トワイライト・エキスプレス」でございます。この列車の最大の魅力は天候にも左右されますが、上下共に日本海の「サンセット&サンライズ」が、楽しめると云う心にくい時間設定になっていることでしょう。
 目標が中部山岳地帯から突然に夏の札幌に飛躍して仕舞いましたが、片道22時間と云うダイヤは今の私にはまだまだ非現実的…もう少し現実的なプランはないのかな…とページを繰る私でした。

 
 


最新の画像もっと見る