電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

電気製品の負荷電流を計ってみる

2014-05-06 23:03:51 | 電気ネタ

電気製品の負荷電流を計ってみる道具を、

 簡単に作ってみた。

目的は、電気製品の負荷電流が実際には、

 どのくらい流れるかを調べるためです。

 基本的には、

  製品の銘版に定格電力(W or  VA)が記載されていますので、

   使用される電圧で割れば、大体わかります。

  しかし、負荷がいくつかある場合には、

   実際にどれだけかを直視できるようにしたいと考えました。

用意するのは、

  ●仮設用コンセント

  ●電源プラグ+配線

  これをこんな感じで組み立てます。

 Fuka1

これにクランプ型電流計を挟んで、

 電流を計ります。

 Fuka2

  こんな感じです。

これをコンセントと電気製品の間にセットすれば、

  一目瞭然に分ります。

時々、こうして負荷電流を調べます。

                 ・・・・ 電管太郎【電】


倉庫を片付けて照明器具を見つけたものの・・・

2014-05-05 22:27:07 | 電気ネタ

ゴールデンウイークの休みを使って、

 仕事で使う倉庫を片付けてみた。

「おー!!」

 随分古いものの、ほぼ新品の屋外照明をみつけた。(^.^)

  片付けで宝物が出てくる感じです。

  Gaito_6

 しかし、喜び勇んで、取り付けのため分解すると・・・

 Gaito_5

  肝心の電球を取り付ける部分が付いていない。(T.T)

   ※昔、部品取りに使ったみたいです。

 でも、何とかしたいと思い、

   他で照明カバーの割れている器具をみると、

 Gaito_4

  これのE19ソケットがつかえそうなので、

   早速、これをバラバラにして部品を取る。

 Gaito_3

 ソケットステーを加工して、E19のLED電球の在庫を持ってきて、

 完成!で、テストOK!!

 Gaito_2_2

夜はこんな感じです。

 Gaito

  ほどほどの明るさでちょうどいい感じ。

そう、ニコイチの照明器具で使えるようにしましたが、

 あくまで自宅用です。

  ※ニコイチ・・・2つの物を1つにして使うこと。 

 気が付くと、

  片付けそっちのけで照明器具の配線と取り付けをして、

   肝心の倉庫を・・・

 【カミさん】のカミナリが「ドカーン!」

                         ・・・・ 電管太郎【電】


シンクロスコープで100Vを見る

2014-05-04 21:36:56 | 電気ネタ

お客さまから

 『パソコンのソフトが途中でダウンしたので、 

  電源の状態を見てください。』

【電】 『・・・???』

  段取りをどうしようかな?

後日、

 なんとか、『シンクロスコープ』なるものを準備して

  心配な電源回路にセットしてみた。

コンセントに入力線を繋いで、

  同期をとります。

すると、こんな感じになります。

 Sinku_3

  ●電源の波形はこんな感じでした。

    とてもきれいな正弦波です。

併せて、電圧の推移も確認しました。

  電圧は105.8Vで、特に大きな変動はなし。

 Sinku_4_3

装置の配置はこんな感じです。

Sinku_1 

 長時間の調査ではありませんが、

  とりあえず、電圧と電源の波形の状態を確認しました。

   ●特に異常は確認できませんでした。

 ちなみに、

  ここで、電動モーターを回転させると、

   かなりノイズが発生しますが、

    今度、機会がありましたら、波形を披露します。

                      ・・・・ 電管太郎【電】


時々は注油が必要ですね

2014-05-02 20:34:44 | 電気ネタ

仕事で使う道具の手入れは、

 やっぱり大事です。

  電気で使うのが、ペンチ、ニッパー、ストリッパー(線むき)は、

   しばらく使うと、

   軸やスライドの部分の動きが渋くなります。

  Tyuyu_1

 雨に濡らすと、後は使い物にならなくなります。

  車の整理をしていると、

  これら電気工具の動きが渋くなっているのを思い出したので、

  早速、注油開始!

 Tyuyu_2

  あんなに動きが渋かったのにあら不思議??

   やっぱり大事ですね。

 ちなみに注油したオイルは、

  シリコンオイルを使いました。

  Sirikon 

   注油をすると、軸の中から錆びが滲んできますので、

     ウエスでふき取って、動きを滑らかにします。

  さあ、

   連休明けの仕事も気持ちよく出来そうです。

                            ・・・・ 電管太郎【電】


重い安定器も昔話になっています。

2014-05-01 20:48:58 | 電気情報

蛍光灯の器具の中にある安定器ですが、

 今や、『重い鉄入り安定器』は部品としては無くなりました。

安定器の役目は、

 蛍光灯の放電を安定させるために、

  トランスのような形状の重い鉄心と銅線で出来ています。

  このため、とても重い。

しかし、  

 昨今の省エネ化でこの安定器も電子式だけとなりました。

  ※最近の蛍光灯はすべて電子式の安定器です。

   このため、大変軽い。

今回は、蛍光灯(40W×2灯)の不点灯のため、

  安定器の交換です。

 Anteiki_2

安定器の新旧の比較です。

 Anteiki_1

  ※細くて長い。しかも軽い。

    問題は、旧型安定器と取り付け位置がかなり変わります。

ここで、大変なのが、

 一部、安定器の接続を改造しなければなりません。

 Anteiki3

 配線を切った貼ったで入れ替えをして点灯を確認します。

  大体、慣れてくると30分程で交換ができます。

Keiko4

                        ・・・・ 電管太郎【電】