非常用電源用のバッテリーの話です。
これは、車などで使用する規格が違って、
結構大きなものが取り付けられております。
目的は、
□停電した時に、非常用電源用(非常灯点灯として)として使用
□非常用発電機の起動用として使用
として使われております。
これも時間と共に劣化します。
近づいてみると・・・
上面部分が割れていたり、
電極が歪んでいたり、
底の部分に沈殿物が溜まったり、
こうなると、
肝心な時に使えません。
・・・交換することになります。
しかし、
1個当たり高いのに合わせて、
個数がとても多い 。(60個程)
すぐに、
100万円とかそれ以上の交換費が必要となり、
お客さまも頭痛の種になります。
消防法上で、
不特定多数の人が出入りするところは、
非常用電灯や非常用電源の確保が必要なので、
これらのバッテリーも性能を維持しなければなりません。
ちなみに、
最近のエレベーターは、
停電時に最寄りの階まで移動できるように、
バッテリーを組みつけています。
これも定期的に交換となります。
意外と、電気設備には、
バッテリーが欠かせません。
・・・・電管太郎【電】