ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

海の生き物

2013-08-14 13:08:59 | 美を巡る
130810.sat.

海の変な生き物が、私は大好き。
最たるものはシーラカンス。
シーラカンLOVE 歴は長いのですが、
最近これに、ダイオウイカが
加わったのは言うまでもない。

さて、新聞の小さな記事で知った
「OCTOPUS FESTIVAL」展。
なになに? 新聞紙で作られた
ユニークな海の生き物ですと?
西麻布のギャラリー ル・ベインで
開催中(~11日)と知って、
六本木の食事会の前に寄ってみた。
そしたら、なんとラッキー!
4月のオープン以来、なかなか行けなかった
awai HIGASHIYAと同じ敷地内に
あるではないの。
これも引き寄せの法則か?




小暮奈津子さんは、新聞紙を丸めて
形作って、色を塗り、
不思議な海の生き物をひたすら
作っている(ようだ)。
入口に立てば見渡せる白いフロアーに
いるわいるわ・・・
ヘンテコなタコ、タコ、タコ。
・・・のような変な生き物が
ゾロリとこちらを向いている。
1年かけて制作されたという600体の彼らは、自分が一番個性的、
とばかりに、各々の世界に浸っていた

(ように見えた)。


 

小暮さんは、この子達を連れて
海へ行き、真面目にカメラに納めた。
そこまでして、ようやく完成なのだろう。
そんな孤独な一人だけの作業だから、
誰にも何も言わせないよ!的な
ある種の凄みがある。
サイケでヘンテコリンな造形の
この子達を、
不用意に笑ってはいけない。
うやうやしく密かに愛おしまねばなるまい、
と、思って
静かに鑑賞させていただきました。
小暮さん、これからも楽しませてください!


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