ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

奥能登・五感の旅② 9月4日(日)

2016-12-29 23:57:47 | 旅する
160904.sun.

<輪島の朝市>



翌日も快晴です。
朝食を終えて、
すっかり秋の空、鰯雲が広がる輪島の朝市へ向かう。

  

 

それにしても、朝市は楽しいけれど、キケン!?(≧∇≦)
「こんなに買うはずじゃあなかったのに」と、
パンパンの袋を手に首をひねるO先生。(笑)

 

私は、市のはずれで一軒だけ扱っていた
伝統のかき餅とあられをゲット(*^_^*)
もう作る人がいないそうな。

 →  
作るコツを伝授(レンジでチンしてから、少ない油で揚げる)していただき、
帰京後、さっそくいただきました!

  朝の河口の静けさ。

こんな不思議な光景に会えるのも、旅の朝の町歩きの楽しみ。

 

<松波酒造>(前出)

懐かしの塩サイダー!
んまいっ!!!\(^o^)/
映画「ひとにぎりの塩」の応援サポーターをした時に
購入して以来。



<見附島>

見附島は軍艦島と呼ばれていますが、長崎の軍艦島より可愛い。
地元出身の案内人Y氏が子供の頃は、足場を渡って島まで行けたそうですが、
近年、落書き&破損が増えたので、渡れないようにしたのだと。

 

海の色が途中から変わっているのは、そこから深くなって、
潮の流れが急になって危険なのだと。

 

島は、今話題の珪藻土(うちも買いましたよ!珪藻土バスマット)で出来ていて、
丈夫なのだと。能登のお家はどこも黒光りする黒い屋根瓦。
これも珪藻土で作られているそうです。

地元の方ならではの、細かい情報が嬉しい。

<日本海倶楽部>


ランチは日本海倶楽部で。

 

海洋深層水ビール「奥能登伝説」は
スキッと苦めのラガービール。
ピッチャーがみるみるなくなります。(笑)

  

食後の散歩をしていたら、カワイイ動物に会いました。

  黒豚。

   エミュー。

  3匹の仔馬。


それにしても、バスから眺める里山の景色には月並ですが感動しっぱなし。
信州の山の子の私が感動するんですもん。並じゃないですよ。


平家の隠れ家、というだけあって、時々バスを停めて、
「あの家は平時忠の末裔が手入れしている家」を見せてくれたり。
歴史観も半端なく深い。


<珠洲塩田村>


 

珠洲塩田村で製塩の見学。
NHK朝ドラ「まれ」の舞台でもあり、
今回の旅を企画してくれた映画監督で友人の
石井かほりさんのドキュメンタリー映画「ひとにぎりの塩」でもお馴染み。

  

 I氏の体験塩撒き。

田中泯さんがいないかな~?なんて妄想しながら行ったら、
もっと素敵な親方がいらっしゃいました。



お話を聞きながら見学。
本当に大変な作業です。しみじみ感動します。

 いただいた蒸した塩じゃがいも、めちゃウマ!

水が美味しいというのは、なんでも美味しいのですね。
お魚も野菜もお肉も、結局すべてが!


というわけで、帰宅した翌昨晩は、
奥能登を思い出しながら、
のどぐろの一夜干し、金時草のお浸し、
輪島のお刺身わかめ、珠州塩田の揚げ浜塩で一杯。

五感をフル回転させた二日間、感動の旅でした。


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