ケータイ不携帯顛末記

110517.tue.

6年ぶりくらいに、ブレストサージャリークリニックへ。
品川駅から結構歩くのだった。
道は間違えてないはずだけど、たどり着かなかったら電話して・・・と
思ったら、バッグにケータイが入ってない！
ま、いいか・・・。大丈夫でしょ。

乳房再建では第一人者の岩平先生の
来月の講演会の案内をいただいたので
A看護師長と、岩平先生に会いに。
私は「会いに」いったつもりだったんであるが
Aさんと再会のハグをした後、「診察室へどうぞ～」。
「え？　そうなの？」

ああ、こんなことなら、（いまさら遅いけど）
ちゃんと体を絞ってくればよかった～（涙）
1年に1度の診察のために、節制すべきでした・・・。
いかに油断していたか・・・。

作ったほうの胸にも感覚が戻ってきていて
先生の指の感覚、押されると痛いのがわかる。
皮膚がひんやりと冷たいのは、
「ナカムラ先生が脂肪をとりすぎたせいね」と一言。（笑）

このクリニックは美容形成もしている。
抗がん剤などで抜けてしまたまつ毛の増毛のための処置があるそうで
先生はじめナースたちの実験（？）済みのポスターを眺める。
面白そう～。
試してみようかしらん。（笑）


六本木ミッドタウンの富士フイルムフォトサロンへ。
海野和男さんが会長の「SSP展―自然を楽しむ科学の眼2011-2012」。
すごい！
生物たちの姿態！　行動！　変化！
なんという自然の豊かさ！　しなやかさ！
（東京展は19日（木）までです。お早めに。）

18時に閉館だというが、約束したM氏がまだ来ない。
震災の影響で、閉館が早いことを知らないのかな。
連絡しようにも、今日の私はケータイ不携帯。
どうしよう～～～！！！
まわりを歩いてみたが、六本木のど真ん中。
公衆電話などまったく見当たらない。
そうこうする間にもM氏が現れる気配はない。
しかたないので地階へ降りて、総合インフォメーションで聞くと
洗面所の脇に緑色の公衆電話が1台、ぽつんと。
しかし、10円玉が1枚しかない。
近くのショップにたのんでも、両替をしてくれないのよ！
しかたないので、いりもしないベーグルを1個買って、
おつりを全部10円玉でもらう。もう！
昔は、電話番号を覚えるのが得意だった。
さもなくばアドレス帳というものを必ず持っていた。
しかし、現代は、あのケータイ電話の中にほぼ入っているから
そんな準備もない。
幸い、M氏は神保町のとある喫茶店の元オーナー。
104でそこの電話番号を聞こうとすると
100円硬貨か10度数以上のテレカを入れたか？と聞かれる。
なんていちいち横柄な～！と思いつつ、はっと、
財布にテレカが入っていることを思い出した！
テレカなんて、滅多に使わないから、存在すら忘れていたのだ。
ああもう！と思いながらテレカを押しこみ、喫茶店の電話番号を聞く。
そして、喫茶店の電話に出た（おそらくM氏の）娘さんに
事情を話してケータイ番号を聞き、
やっとのことで、連絡がついたというわけでした。
その直後、フォトサロンの前に立っておられたM氏と会えました。

まったく。
ケータイって、あって当たり前のものになっているから
こういうときには本当に困る。
自分が悪いわけだけどね。

用事を済ませたあと、
久しぶりに「つるとんたん」へ。
何年前だったか、オープニング記念に
夏木マリさんの誕生パーティをここでしたのだ。
混んでいて、2階へ案内される。
2階は初めてだったが、いい感じ。
でっかい器にでっかいおあげのきつねうどん。
そうそう、これこれ。思い出しました。
甘辛く煮たきつねが美味。
麺は太いほうにすればよかったかも。


ケータイ不携帯なだけで、こんな日記が書けましたとさ。