昆虫標本デザイン展

180110.wed.

本日から始まった松本章さんの「昆虫標本デザイン展」（日本橋、ギャラリー砂翁）



なんて美しい。
時を止めた虫たちの静寂。
創造主しか作ることのできない文様とかたち。
そしてなにより、展示方法の斬新さ。
置かれた形態もさることながら、
組み合わせられた表示の懐かしいフォントと端正なレイアウトは、
グラフィックデザイナーである松本さんの真骨頂か。
好きが高じて、蝶の図鑑のデザインを担当したばかりです、と嬉しそうに笑う。

　

　　

　



地階に蜜蝋の材料を揃えているギャラリー砂翁も素敵な空間だ。
大きなガラスで外界と仕切られた室内には、
こじんまりと存在を主張する椅子達。（すごく気に入っちゃった）
なんでも、以前ここで展示会をされた版画家さんが
古材を使ってこの画廊用に作ったオリジナルなのだとか。
なんかいいなあ。



以前、高山の美術館に行った時、
まさにこんな形の椅子のスタンプ4種類を買ってきて、
いまも大事に使ってるので、デジャヴ？と思った（笑）

移動の合間の濃密なひとときでした。16日まで。