以下の文章は塾の「教室だより」1月号に載せたものです。
保護者、生徒向けなのでいつもの記事とは若干色合いが異なります。
その点ご了承願います。
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先月号でノートの使い方について話をしましたが、ちょっとその続きから....。
当塾では問題集の答は必ずノートに記入させていますが、答合わせの際、間違ったところは赤ペンで正解を書き込んで終わり....という子がとても多いのです。
問題をたくさんやって、ノートもいっぱい使って、それで勉強したつもりになっているのでしょう。
とんでもない!こんな勉強を何時間やっても力はつきません。
間違った所、わからなかった所は解説を読んですぐにもう一度やってみる。
「なるほど」と読んでいるだけではダメですよ。
必ず手を動かして実際に解いてみる。
選択問題なら記号を写すだけではなく全文を書く。
そこまでやって、それでも納得がいかないところは質問する。
それでやっと新たな学力が自分のものになるのです。
そもそも、できる問題だけをいくらこなしても、それは確認作業だけで学力アップには繋がらないのではないでしょうか。
基礎を身につけるまではある程度の問題をこなすことも有効ですが、そこから先は量ではありません。
機械的、反射的に答が出てくる問題をたくさんやるより、少ない問題数でいいからじっくり考えることが大切です。
たとえば「建武の新政」と聞いて「後醍醐天皇」「足利尊氏」などと答えるだけではなく、新政はなぜ失敗したのか、その後の朝廷の動きは?などを問う問題にあたってみる。
適当な問題が見つからなければ自分から調べてみる。
もちろんそのためには、なぜ?だから?本当に?など常に疑問を持つ学習態度が備わっていることが前提ですが....。
生徒にはできるだけ早く基礎力を身につけ、思考力を要する問題に進んでほしいと願っています。
極端な話、数学の超難問を1日1問解くだけでもいいのです。
いや、1問も解けなくても構いません。
ただし、考えて考えて、ああでもない、こうしたらどうかと試行錯誤を繰り返し挑戦し続けることが条件です。
図を描いたり補助線を引いたり、いろいろな角度から考えてみる。
たとえ正解にたどり着かなくても、この過程で頭はずいぶん鍛えられるのではないでしょうか。
もう一度言います。
問題集でできた所は放っておいてもいいのです(偶然当たったのは別!)。
できなかった問題こそ力を伸ばす絶好の材料なのです。
そこを徹底的に理解できるようにしましょう。
そして量をこなすことにとらわれず、考えることを楽しみながら良質の問題をじっくり解きましょう。そうすればあなたも確実に、トップクラスの仲間入りができますよ!
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保護者、生徒向けなのでいつもの記事とは若干色合いが異なります。
その点ご了承願います。
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先月号でノートの使い方について話をしましたが、ちょっとその続きから....。
当塾では問題集の答は必ずノートに記入させていますが、答合わせの際、間違ったところは赤ペンで正解を書き込んで終わり....という子がとても多いのです。
問題をたくさんやって、ノートもいっぱい使って、それで勉強したつもりになっているのでしょう。
とんでもない!こんな勉強を何時間やっても力はつきません。
間違った所、わからなかった所は解説を読んですぐにもう一度やってみる。
「なるほど」と読んでいるだけではダメですよ。
必ず手を動かして実際に解いてみる。
選択問題なら記号を写すだけではなく全文を書く。
そこまでやって、それでも納得がいかないところは質問する。
それでやっと新たな学力が自分のものになるのです。
そもそも、できる問題だけをいくらこなしても、それは確認作業だけで学力アップには繋がらないのではないでしょうか。
基礎を身につけるまではある程度の問題をこなすことも有効ですが、そこから先は量ではありません。
機械的、反射的に答が出てくる問題をたくさんやるより、少ない問題数でいいからじっくり考えることが大切です。
たとえば「建武の新政」と聞いて「後醍醐天皇」「足利尊氏」などと答えるだけではなく、新政はなぜ失敗したのか、その後の朝廷の動きは?などを問う問題にあたってみる。
適当な問題が見つからなければ自分から調べてみる。
もちろんそのためには、なぜ?だから?本当に?など常に疑問を持つ学習態度が備わっていることが前提ですが....。
生徒にはできるだけ早く基礎力を身につけ、思考力を要する問題に進んでほしいと願っています。
極端な話、数学の超難問を1日1問解くだけでもいいのです。
いや、1問も解けなくても構いません。
ただし、考えて考えて、ああでもない、こうしたらどうかと試行錯誤を繰り返し挑戦し続けることが条件です。
図を描いたり補助線を引いたり、いろいろな角度から考えてみる。
たとえ正解にたどり着かなくても、この過程で頭はずいぶん鍛えられるのではないでしょうか。
もう一度言います。
問題集でできた所は放っておいてもいいのです(偶然当たったのは別!)。
できなかった問題こそ力を伸ばす絶好の材料なのです。
そこを徹底的に理解できるようにしましょう。
そして量をこなすことにとらわれず、考えることを楽しみながら良質の問題をじっくり解きましょう。そうすればあなたも確実に、トップクラスの仲間入りができますよ!
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上記のことですが、これが先生たる必要性だと思います。これを教えない先生は必要性ないですもんね。本さえ渡して、適当にやらせておけばいいのです。
いろいろなやり方や,方法を見てもらい,ひもとくのが先生ですからねえ。
さすがっ!
冬期講習で忙しく、なかなかお邪魔できませんがご容赦を....。
どこまで教えるのか教えないのか、個々の生徒に応じてそれを見極めないといけませんね。本当に奥が深いです。
1問、1問、もっとじっくり取り組んで欲しいです。
まずは、うららんに、「なぜ?だから?本当に?など常に疑問を持つ学習態度」を身につけさせなくては!
子どもたちが考えなくなった原因は、たくさんの問題を解かされすぎなのでは?小学校の時から、漢字・計算で追いまくられ、塾へ行けばどっさり宿題が出るし、子どもたちからすれば、勉強といえば「機械的にこなすもの」という刷り込みが行われているような気がします。まずこの呪縛から解いてあげたいですね。われわれの塾が理解されにくいのもこの部分だと思います。だけど、この風潮をひっくり返しましょうね♪やりますよ~!
間違い直し、やっているだけ偉いですよ。あとはやり方。正解書いて終わりじゃなく、自分はなぜ間違えたのかを自分で発見することです。単なる計算ミスなのか、考え方が違っていたのか、自分はどういう問題をまちがいやすいのかなどを分析するといいと思います。
ホントに、量をこなすだけでいっぱいいっぱいという状況ですね。たくさんやって力がつくなら誰も勉強法で悩みません。でも実際は、たくさんやっているんだけど全然伸びないという子が多いですね。どうして根本的な間違いにみな気づかないのか、不思議でたまりません。小さくても声を上げ続けたいです。