SEKIRARA(回想)

男と女。真実。日々の雰囲気、感じたこと、そしてせきららな関係を綴ります。
「あなた」とは複数の特定の人物です。 

2010年05月24日 21時15分46秒 | ヒミツ


食べたいラーメンがあり、そこへクルマを1時間以上とばし行く。

20年も前だろうか、そんなことがあった。

確かアイルトンセナが誰もが知る存在になるくらいのときだった。

自分もあやかりクルマに夢中になっていた。

深夜、店がもうすぐ閉まる頃クルマをとばしすべりこむ。

ときにはのれんが下りていることもあった。

そうまでして食べたいラーメンがあった。

ご主人は無口で私にせいぜい二言くらいしか話さない。

そんな店が好きだった。

いつも同じラーメン。

閉める間際の店のカウンターでご主人がラーメンを食べていた。

夜食なのか味見なのか当時は聞くこともできなかった。

今でも店舗を道路の向かいに移しやっている。

また、行きたい。

あなたのいる街へ。


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