わからない

わからないことたくさんある

自身のこと

未だ。

嫌なことは忘れようとする。

本気で記憶から消し去ろうととする。

想い出しそうになると薄ら笑いを浮かべる。

いけ好かない男。


夢を描くことは、生きる上では大切で

目の前の困難から決して逃げてはいけない

そんなことを学んできたつもり。

逃げずに

想い出しても噛みしめることはできず。

わからないことたくさんある。

自身のこと

あなたのこと

送られてくる

 

夜になり

残った仕事を片付けようと机に向かう。

私の席はフロアの一番端に位置し、残業をするには集中できる。

振り返ると窓の外には夜景が広がる。

遠くまで広がる宝石のような。

この席をけっこう気に入っている。


携帯電話にmailが届く。

買い物中のあなたから。

下着の試着姿の画像が送られてくる。


その姿にコメントする。

１度では終わらず、そんなことがが何度か繰り返される。


仕事をさせない小悪魔。

下着姿の評価はするが高揚はしない。


しかし、

次に逢う時、必ずその下着をつけてくるあなた。

見せつけるように。

それを想うと高揚してしまう。

 

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償い

自己犠牲

自己主張

自己が感じ得る自己犠牲、悲惨さ、苦渋、辛酸をなめない

保身によらない自己の犠牲

価値の交換や差っ引きではない犠牲

無償

償い。

無償の何かは存在せず、何かを償うことは実在する。

抜いてしまう

期待されて少しずつ入れる

導かれるように

そのうちに子宮口がせり上がり

ペニスの先端を圧迫し始める

ゆっくり痙攣を起こすように

繰り返し


痙攣の感覚が短くなった時に

ペニスを抜いてしまう

スッと


体の中の頭の中を狂わせる大事な部分を

押し上げてもらう形が自分の中から消え去ってしまったあなたは

求める奇声ともとれる言葉を発する


そして、その瞬間に

また挿入する

あなたに

騙し２

言葉の巧みさに騙される。

決して騙しのための言葉ではないのに。

言葉を信じ、見た姿を信じる。

騙すことを考える。

騙されることは考えない。

その性的な正直さ、姿に嘘はない。

日常において違和感を覚えることには自我を押し殺し耐え忍ぶ。

だが性的な違和感には耐えられない。

性的な感覚、その行為にあなたの生きざまを覚える。

なにが騙しなのか

日常は

そればかり考えさせられる。

すきま

足りない

なにか

満たされない

そのこと

満ちる、満足感、歓喜

満たされること、そして物足りなさ

また、やってくる

覚醒

満ちるほどに器を拡げ

自身にとってのすきまを満たすものを探す

あてもなく