SEKIRARA(回想)

男と女。真実。日々の雰囲気、感じたこと、そしてせきららな関係を綴ります。
「あなた」とは複数の特定の人物です。 

知っている

2009年08月29日 05時00分24秒 | ヒミツ


脚を大きく開くあなた。

躊躇いはあったが、今はその感覚にはほど遠い。

見せたいわけではなく、見てもらいたい。

たぶん、そんな感覚。

自身より近くでそれを見ることのできる私にむしろ何かを託したいのかもしれない。

自身ではどうにもできない高まりや悦楽を。

だれよりも知っているつもり

その場所を。
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感謝

2009年08月26日 04時07分03秒 | ヒミツ


心から感謝する。

あたたかい言葉や笑顔に。

そういうことを感じられなくなっていた。

なんのせいか自身でもわからないうちに感じられなくなっていた。

日常の雑踏にかき消されそうになる自身。

自身を見失いそうになる。

あたりまえのようで特異なような感覚。

ふと

自身以外の存在に感謝する。

感謝できてよかったと思う。

あなたの手を握ると

そのやわらかさと、あたたかさに安堵する。

感謝する。
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不誠実

2009年08月20日 04時52分27秒 | ヒミツ


あやつることで

自身の不誠実さを不誠実でどうにかしようとする。それにつき合おうとする。

そのうちに、その中にもかすかな誠実を求めるようになる。

自身の傲慢さや受け入れがたい部分を、それを知りえない何かに押しつけようとする。

知らない街でゴミを捨てるように。

大切にできなかったあなたに謝りたい。
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マジなとき

2009年08月09日 04時40分37秒 | ヒミツ

世の中と呼ばれるものに
つまみ出されないように話さなければならない時もある。

世間体を想い。

生きざまはそうか、問う。

不道徳は誰しもが顔をしかめると思いきや、微笑む少数の同意者もいる。

必ず。

正解ではなく、聖人でもない自身を知っている。

マジなときは、

わかってもらいたくて話す。自身を。

わかるように説明する。

その姿は必ず相手に伝わるはずだ。

話す技術は大切な要素だが、真実を語るのはそれだけではない。

真実を話す姿は、微塵も揺らぐことなく凛として相手に自身の姿を印象づける。

わかってもらいたくて。

ひととしての自身を見てもらいたくて。

だめですか、それでは。
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それだけ

2009年08月02日 19時26分05秒 | ヒミツ
うそや偽善が嫌いだ。

他人の発するうそ。

そして、偽善者のもっとらしい話と裏取引。

腹立たしさを覚える。

鏡を見ると

写る自身の顔はそれに似ていることに気づく。

他人のうそを許さない、そんな自身のごう慢さに嫌気がさす。

嫌気がさしながらも、幕を引き明日に向かえさせてくれるのは

優しい心だけなのかもしれない。

それだけでいいと信じたい。

優しい心があればそれでいい。

あなたの

その言葉を想い出した。

コメント (2)
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