SEKIRARA(回想)

男と女。真実。日々の雰囲気、感じたこと、そしてせきららな関係を綴ります。
「あなた」とは複数の特定の人物です。 

ポケットに

2008年01月30日 21時15分52秒 | ヒミツ
欲しいものは

そう思った時に傍になく

そのもの事が過ぎ去った後に

ふと自身のポケットに手を入れると

そこにあったりする。

あの時あれば、きっと幸せになれたかもしれないのに

過ちといわれることを回避できたかもしれないのに

人生は

そう想い過ぎ去ったいくのかもしれない。
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昇り竜

2008年01月26日 01時49分50秒 | ヒミツ
必ずはじめに私の上に股がり

一度昇りつめる。  いつも。

どうしてそうするのかは聞いたこともないが

初めての時は少し戸惑った。

上になったあなたは

手を繋ぐように右と右、左と左の手のひらを密着させる。

そのまま私の指が痛くなるほど手を握る。

どこにそんな力があるのかと思うほど。

手の位置が決まると

体を弓なりに反らせ、局部を密着させたまま

そこをこするように激しく動きだす。

上下に動くようなことはせず

体の中に収めたまま、あくまでもこするように激しく動く。

果てるまでは、私にどこも触れさせてはくれない。

私は両手をしっかり握られて最後まで振りほどけない。

目の前の

弓なりに反ったあなたのからだ。

固くなった乳房と首筋、顎だけが見える。

あなたが一度昇りつめるまで。

その姿は獲物を押さえこんだ龍のようだ。

普段、物静かなあなたのどこにそんな龍が潜んでいるのか。

その強引さ

たぶん、聞いても教えてもらえないだろう。
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触りたくなるから

2008年01月22日 01時55分44秒 | ヒミツ
何年前だろう。

握手をした。あなたと。

それ以来、ずっとあなたにふれたことはない。

エレベーターに乗る時もドアをはさんで角と角。

コートが触れない距離で歩く。

でも、話は止まらない。

いつも話す口元と胸元に目がいく。

それ以外は見ないようにしている。

触りたくなるから

あなたを。
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おとな

2008年01月19日 00時21分33秒 | ヒミツ
漠然と毎日をすごす。

乗り越える大きな困難は思い浮かばず

知らぬ間に自身のこと、自身の感覚に夢中になる。


夢中になる物事が不道徳なら

日常の世界から厳しく裁きを受ける日も訪れる。

日常の世界では、いい趣味は同感や共感を呼び友を呼ぶ。

よく、いい趣味があれば生活にメリハリができ

日常もいきいきしてくるともいわれている。

そういう人も見かける。

大人は常識があるのだから

自身に近い人のことから考えなければならないとも。

自身のことはさておく。

自身のことも。

考えても自身で決められないのは

甘えといわれる。

不道徳なことをする人は理屈をこねて

逃避しようとしているといわれる。

無責任なこどものような大人。

そう考える人がいるなら

私はそういう おとなになったのかも。

自身の感覚に夢中になったことが。
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2008年01月14日 14時02分54秒 | ヒミツ
ふたりで逢っているとき、あなたはよく歌ってくれた。

ふたりきりのスペースでも同じように歌ってくれた。

そんなに興味がある歌ではなかったので

最初はただ、歌うのが好きなだけと思っていた。

歌詞をよく考えるうちに

あなたが私に言いたいことを歌にのせていることがわかった。

歌にはときどき、あなたが私に話すことが散りばめられていた。

それ以外の言葉も。

そんなことに気づき始めたころから

歌の詩を噛みしめるようになった。

たかが歌

そうではないと思った。
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成人の日

2008年01月14日 03時26分55秒 | ヒミツ
自身の成人の日を想い出す。

当日、午後2時まで寝ていて成人式には行かなかったことを。

もちろん行く気もなかったということで

相変わらず前日も深夜まで飲み屋に。

アウトロー。

何年か前までは

成人式で騒ぎ迷惑をかける新成人の姿がテレビで。

当時、式自体に行く気もなかった自身の姿を想い出す。

成長したとは言い切れない現在の自身。

過去に戻って話してみたい気がした
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恋人

2008年01月10日 21時14分31秒 | ヒミツ
恋人という言葉。

いい響きだ。

面と向かって、恋人という単語を発する機会は多くない。

対して愛人という単語はいろいろな場面でよく聞くような気がする。

愛人というのは愛する人という意味のはずなのに、

辞書によれば金銭が絡んだり、二番めの人だったり。

恋人がいい。
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夢中になれない

2008年01月06日 15時33分46秒 | ヒミツ
映画館で

映画に夢中になれないときがある。

左隣にいるあなたのほうからする匂いに気づくとき。

レザーのジャケットの革特有の匂い

顔を近づけてしまう。

肩口の髪の香り

少し香る化粧の香り

そして

一番好きなあなたの肌の匂い。

首筋のところのあなたの匂い。
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忘れる

2008年01月03日 15時55分21秒 | ヒミツ
ひとは忘れる。

忘れたくなくても忘れていること

実はたくさんあるようだ。

夢でそれを思い出すことがある。

忘れるということを無意識にすることで

人生を

少しやり直しているのかもしれない。


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初夢

2008年01月02日 21時35分57秒 | ヒミツ
初夢を見た。

猫と話ができるようになった。

ふとしたことから。

目の前にいる猫が腹が減っているという。

しかし、生魚を与えるわけにもいかないので袋入りの煮干をあげることにした。

袋を破いている最中に

「こんなのあまり好きじゃないんだ」そう言いながらも猫は食べていた。


夢から目が覚めた。
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