SEKIRARA(回想)

男と女。真実。日々の雰囲気、感じたこと、そしてせきららな関係を綴ります。
「あなた」とは複数の特定の人物です。 

涙のように

2009年02月21日 17時14分53秒 | ヒミツ
二度ほど

あなたは昇りつめたように思う。

そう思ったら余韻を残さず、自身をすぐに抜いてしまう。

そして

その代わりに今まで陰核に充てていた指をしっかり根元まで挿入する。

割れ目の中に。

指先は、せり出し硬くなった子宮口に触れる。

それを押し返してやる。

それ以上、表の世界に出ないように。

押し返すと、どこからともなく体液が溢れ出す。

表に出てこられないことを哀しむように。

涙のように。

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憧れのひと

2009年02月15日 21時09分22秒 | ヒミツ
憧れのひとはいますか。

きっと傍に憧れのひとがいる。

傍に。

自身以外の人間に、明日を感じられるのかもしれない。

追いつくことすらできないと思う、そのひとの背中を見て感じるものがある。

自身の可能性。

憧れのひとと共感できる感覚に

生きる安堵感さえ覚える。

ひとに突きおとされる。

ひとに助けられる。

憧れる。

好きな言葉。
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呼吸する

2009年02月07日 23時10分03秒 | ヒミツ
あなたは

少し汗ばみ

背中を見せて尻を少し突き出す。

その背後から

首筋から尻の割れ目までを目で追う。

背骨のひとつひとつの骨の節の形が綺麗だ。

見るたびそう思う。

小さなアナルは

形や色がきれいで

感じさせるのが惜しくなる。

素直な小さな穴は、見られていることを恥ずかしそうにする。

まるで呼吸をしているようだ。
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表 と 裏

2009年02月05日 05時00分37秒 | ヒミツ
誰かと話すとき、

自身の全てを晒(さら)け出すことができない。

自然とそうする。

そうなるのではなく、そうしているのだと思う。

猜疑心が増し、反対にそんな自身も同様に思われているのだと。

顔を使い分けてきた。

表といわれる面を。

表として見せる多面は、一般にいう優柔不断でなければ、魅力的なことなのかもしれない。

その面には裏面がある。

単面でも多面でも。

それがどんな色をしているのかを

ひと(他人)は私の前で晒すことで理解を求める。

私は見せない。

そして

好き人はむしろ自身と同じようなひとが多い。

自身の嫌いなところが似ているひとが。
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