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高級納豆

2008-07-08 | 
今日は納豆の話です。
皆さんは、だいたいおいくらの納豆を召し上がっていますか?
我が家も、遺伝子組み換えでない大豆使用を選んでいますが、
女房殿に聞くと、3パック100円程度のものが一番幅を利かせている
中で、3パック188円のもの(そのスパーでは最高額)を選んで
いるとのことです。

山本謙治著『日本の食は安すぎる』の納豆の記述によると、
3パック100円のものは、ほぼ確実に輸入大豆だということです。
東京都府中市にある『登喜和食品』が作る納豆は、なんと1個472円と
いい値段がします。しかし、その理由を聞くとなるほどとうなずける。
もちろん輸入大豆なんて使わない。国内で無農薬で栽培している
大豆農家と契約して、しかも無農薬栽培の稲藁で包んだ藁苞納豆。
実は、藁を使える業者は非常に限られているのです。
藁にはサルモネラ菌が付いている可能性があるので、その消毒技術が
必要だということです。
原料を厳選し、さらにそれに付随するものまでしっかりとこだわった
高級納豆なのです。考えると、そんな貴重な納豆が500円足らずで食せる
ということは、本当はうれしい程安い値段なのかもしれません。

世界事情は変わってきています。
バイオ燃料の原料としてとうもろこしが注目され、手間隙かける
大豆畑がどんどんとうもろこし畑への転換されています。
今の値段で豆腐や納豆などの大豆製品が食べられる時代もあとわずか
でしょう。
早いうちに、一度、この472円の納豆を食べてみたいものです。
今週また上京しますから、探してみますか。

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