味噌

今、皆さんの周りには、知らずに食べている身体に悪いものがびっくり
するほどたくさんあります。
つい最近まで、私も、そうとは知らず、たくさん口にしておりました。
多くの現代病は、これら食品添加物の罪ではないかと考えております。

さて、身近な食材である味噌を考えてみましょう。
味噌は、調味料であると同時に古くから貴重なタンパク源です。
皆さん、味噌は昔から変わらない日本の伝統食品だと思っていますよね。
確かに、昔ながらの製法で、添加物を一切使わない味噌もありますが、
それこそ貴重価値で、普通のスーパーなどでは手に入りません。
ほとんどが、お袋の味として家庭で作っている自家製味噌でしょう。
自然食品店では、無添加のいい味噌が手に入りやすいです。
以前の私は、味噌はどれも同じとすっかり信じておりました。
そのころ食べていた味噌はスーパーで何の気なしに買っていた
食品添加物たっぷりの奴でした。知らぬとは、恐ろしいことです。

味噌は、同じ発酵食品である醤油や酢と違って、ＪＡＳの規格がありません。
それだけに、味噌選びにはある程度の知識が必要です。
味噌には品質保持のために、アルコール(酒粕など)やソルビン酸などの
保存料や甘味料、調味料、栄養強化材などの添加物の使用が認められて
いますので、使用されている添加物を吟味できる目を養いましょう。
遺伝子組換え大豆を使っているか？
これも、大事なポイントなので、要チェックです。
「天然醸造」と明記されていれば、発酵熟成の過程が人工的でなく、
自然の成りゆきに任せて作られた味噌ですから、このようなものを選び
たいですね。

我が家にも手作り味噌の伝統がありません。
これからの子供たちに伝えるためにも、手作り味噌に挑戦してみようと
考えています。幸い、ネットには手作り味噌のレシピがたくさん載って
いるので、なんとかやれそうです。