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基準値の惑わし

2008-03-03 | 医療
女性の場合、身体の準備が充分でないと、妊娠しずらいようです。
だから不妊治療のアプローチの一つに栄養問題は重要だと思います。
ところが、なかなか栄養状態を血液検査で見抜けないのが問題です。

生理不順や無月経などの生理に関する問題の原因に栄養不足が、
かなり関わっていると思います。それを見つけるには、どうも今の
血液検査の読み方では、難しいようです。
多くの医療機関や健診機関では、血液検査は基準値というものによって、
判断されています。ところが、この基準値問題なのです。
実は、この基準値、各検査会社が自社の職員をボランティアとして決定して
いるそうですが、そのボランティアの選出が、ただ単に『現在病気治療中や
服薬中』の方を除いただけだと聞きました。
つまり、病気でない=健康という定義に基づいて、この基準値が作られて
いるようなのです。
ということは、この基準値の中には、病気とはいわれていないし、
薬も飲んでいないんだけど、身体の具合がよくはない方や、その後
すぐに病気を発症するかもしれない方など病気の予備軍の方が
含まれている可能性が充分考えられます。

ですから、病気の元になる栄養障害を早期に見つけるためには、基準値の
下限の値をもっと高く設定した理想値を設けて、評価する必要があります。

身体の調子が悪いのに、病院に行っても血液検査ではどうもないと言われる。
こうゆう方は結構いらっしゃると思います。
実は、そうゆう方の中に栄養障害が隠れている可能性は高いんじゃないかと
思います。

基準値で安心しすぎないようにしましょう。

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