寒さが日増しに強まる晩秋、木津川堤にまで顔を覗かせていたフユノハナワラビ
野面と言わず山裾でも度々見かける火焔状に胞子を一杯付けた奇妙な姿
地中から茎だちして頭を擡げる様子が春の蕨に似ている・・・・
仁丹を少し大きくしたほどの茶色い胞子嚢は中央で裂開してる白い胞子がモヤモヤ見えている。
シダ類のことは良くわからない・・・
撮影2015.10.25
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ハナヤスリ科ハナワラビ属:冬緑性シダ植物
本州~九州の向陽の山野に生え、栄養葉の柄は長く基部近くで胞子葉を分岐する。
栄養葉は葉軸が三岐、小羽片は広卵形で鈍頭、辺縁は鈍鋸歯。葉柄や羽軸は無毛。
胞子葉は栄養葉より長く、上部につく胞子嚢穂は2回~3回羽状に分岐し、円錐状に丸い胞子嚢をつけ、秋に熟した後に枯れる。