僕らの子供の頃には山裾の草叢で普通に見られた・・・・
最近ではとんと少くなり、木津川提で僕が確認したのは、たった3株
近づいて良く見ると奇妙な花の集合体です。
撮影2013.9.25
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バラ科の多年草。ユーラシア大陸に広く分布し、日本では各地山野の草地に生ずる。
茎は高さ30~100センチメートル、直立して上部で分枝し、茎と枝の先に短い穂状花序をつける。
全株無毛。葉は互生し、根生葉は長楕円(ちょうだえん)形の奇数羽状複葉で長い葉柄がある。
小葉は7~11個つき、長楕円形で縁(へり)に鋸歯(きょし)があり、短い小柄をもち、茎葉は上部にいくにつれて小形になり、無柄となる。
倒卵形ないし楕円形、暗紅紫色の穂状花序は、7~9月、上部の花から開花する。花弁はなく、萼(がく)は暗紅紫色で4裂し、雄蕊(ゆうずい)(雄しべ)4個は萼裂片より短く、葯(やく)は黒色。
根茎は太くて横走し、多数の細長い(ときに紡錘形)の根をつける。