ハゼの木の花だと思って居たらタラノキの花だった。
春先にはこの新芽を摘み採り天婦羅にして食すことが多い。
木津川堤脇に高さ2~3mの木がたくさん自生している。
調べてみるとヤツデなどと近似種でその花も良く似ている。
雌雄同株、幹の先端から大きな集散花序を出し、淡緑白色の小さな花を多数つけている。
青く見えるのが雌性期の花で白く見えるのが雄性期の花だと言うことです。
花は五弁花で花径約3~5mm程度です。
全体に刺が鋭いのであまり近づくと痛い目に遭う
撮影2015.9.1
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ウコギ科タラノキ属:落葉低木
北海道~九州の丘陵や低い山地の崩壊した斜面や荒れ地などに群生することが多く、ふつうほとんど分枝せず、高さ2~6mになる。
樹皮は灰褐色。刺が多く、丸い皮目がある。枝は長短のある鋭く尖った扁平な鋭い刺がある。
雌雄同株。幹の先端に長さ30~50cmの大きな複散形花序をだし、淡緑白色の小さな花を多数つける。
花序の枝の上部には両性花の花序、下方には雄花の花序がつくことが多く、花は直径3mmほど、花弁は5個あり、三角状卵形で先は尖る。
雄しべと花柱は5個、両性花は雄しべが先に熟し、花弁や雄しべが落ちてから雌しべが熟す。
花期は8~9月。