里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡策)

2015年04月21日 | 4月の花

僕の散歩道では今までに出逢った事がなく、諦めかけていたエンゴサクの花に出逢った。

よく似た花でいつも目にするのはムラサキケマンばかり、山裾道に山盛り見られるのはそればかり・・・

しかし谷川道をいつもよりちょっと奥に詰めると、この小群生に出逢った。

花は良く似るが、葉の尖がり具合や、花付きの状態が全く違うので見分けは簡単

それにエンゴサクの花はケマンのように花が密集せず、どちらかと言うと疎らに付く。

花は長さ2cm程の鳥が飛び立つ様なを持ち、花径5mm程の唇花。

そよ吹く風にもゆらゆら揺れて頼り無さげに見える。

撮影2015.4.16

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ケシ科 キケマン属

平地~山地の林縁、疎林の林床、草地などに生育する多年草。

地下に塊茎があり、根生葉は塊茎の頂端に少数ついて、2~3回3出複葉、長い柄がある。

小葉はふつう2~3深裂し、裂片は長さ1~2cm、幅3~7mm。

花茎は1球から数本ずつ出て長さ10~20cmとなり、柄のある葉がふつう2個つく。

花序はやや少数の花をつけ、苞は卵形で全縁、花は紅紫色~青紫色、まれに白色で、長さ12~22mm。

果は線形、長さ15~22mmで、径約1.5mmの種子が数個ある。



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2 コメント

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いつか山道で… (ゆずりは)
2015-04-21 07:05:10
この花?の名前をあーだこーだ言って
結局特定出来なかったっけ。
「ケマンの仲間?」とか。

今度歩いたら、きっぱり「ジロボウエンゴサク」と言えるかな?

今判ったんだけど「タロボウ」(太郎坊)はスミレのことを指す地域もあり、
2つの茎を絡めて相撲取りの遊びをしたんですって。
私はオオバコで相撲しました。素朴な遊び。
今年の春は酷い・・・・ (ぺん)
2015-04-21 13:55:08
こんちわ、ゆずりはさん。
今年の春は春らしくなく逝ってしまいそうですね。
うちの近くではもうないのかと諦めかけていた「ジロボウエンゴサク」ちょっとコースを奥へ詰めたら見つかりました。
草相撲は僕も同じくオオバコでしたよ。
しかし今年の春は酷い天気ですね。

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