いつもの散歩道、河川敷公園の植栽に見掛けた見慣れぬ木の花。
遠目にはモチノキによく似た葉を付けてるが、枝先の一つ一つに花塊を付けてる。
まだ花期には少し間があるのか??殆ど蕾だけど・・・・
そんな中、気の早い何輪かが見慣れぬ薄緑の六弁花を健気に開いていた。
この手の花にしてはやや大きく花径約1cm・・・・調べて見るとタブノキの花
タブは巨木ではお目に掛かっているがこの辺りで自生しているのを見たことはない。
撮影2015.4.15
同じ木に実が生っているのを見つけたので画像更新の再UPです。
思った以上に結構しっかりした大きい実でした・・・果径は5mm強
撮影2015.5.26
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クスノキ科タブノキ属
タブノキは常緑の高木であり、日本各地の暖帯林に普通スダジイ林の構成種であるとされ、教科書などではシイ-タブ林として掲載されていることも多い。
枝先から新葉といっしょにのびた円錐花序に黄緑色の小さな花をつけ、花被は深く6裂する。
花被片は長さ5~7mmの長楕円形で、内側の3個がやや大きく、内面に細毛が生える。
花被片は花のあとも残る。雄しべ9個と仮雄しべ3個があり、もっとも内側の雄しべの基部の両側にには、柄のある黄色の腺体がある。
葯は長楕円形で4室、雌しべは1個、花柱は細く、柱頭は肥大する。