今年のお正月の頃から、歯が痛むようになりました。
私は歯医者さんが大の苦手で、それはあるトラウマのせいで、話はだいぶ遡ります。
ウン10年前のまだ可愛くて無垢な6歳の時、私は喘息が酷くてしょっちゅう高熱が出て耳も弱くて、すぐに中耳炎になるので、扁桃腺を摘出する手術を受けました。
耳鼻科の椅子に縛り付けられ、たくさんの白衣の先生に囲まれ、眩しいライトに照らされ、色んなの器具を口に押し込まれて、そりゃ怖かったですよ(´;ω;`)
先生のお腹を何度もキックしてやりましたが、それでも無理やり口を開けさせて器具を口に突っ込んでくるのです。
私の幼少の中で1番はっきり覚えている記憶です。
人の目からこんなに大量の涙が流れるんだということを、この時に知りました。
首からかけられたツルツルの大きな重いエプロンに、まるで滝のように私の涙が落ち続けます。
麻酔が効いたのか、気絶したのか分かりませんが、次に覚えているのは病院のベットの上で、ブロックで遊んでいる私の横で父が爆睡している光景です。
1週間ほどで退院したと聞いていますが、それ以降は高熱も喘息も治まったので、結果的にこの手術やって良かったのかも知れません。
話が大きく脱線しました^^;
歯が痛かったんです。
耳鼻科と歯医者のイスが似てるから、とにかく虫歯の治療が嫌なので、虫歯にならないようメンテナンスにずっと通っていた歯医者さんが運悪くなくなってしまって、次の歯医者をどこにしようか暫くの間リサーチしていた時に痛みだしたのです。
「あぁもたもたしているうちに虫歯が進行してしまった」 「絶望だぁー」
せめて指の細い女医さんが良かったので、どうにか近所に見つけて意を決して行きました。
そんなに痛みが出るような虫歯はないって言われましたけど、痛いんです。
詰め物を外して、何週間にも渡り消毒を繰り返してみましたが、痛みが取れなかったです。
先生が言いました。
「1度大きな病院で検査してもらってください」
舌の横の方にも痛みがあったので、癌だといけないからって感じで紹介状をいただきました。
夏頃にこの辺りで1番大きな総合病院の口腔外科に仕方なく行きました。
怖くて怖くて、逃げ出したい気持ちをどうにかするために、新しい洋服とコロナ禍で出番がなかった可愛いサンダルを身にまとい、「倒れても病院内」
と自分に言い聞かせて受診しました。
「歯医者嫌いです!」
先制攻撃をしておいたので、問診と少し歯茎を指で押されたくらいで済みました。ε-(´∀`;)ホッ
「虫歯が深いのかなと思うので、続けて治療してみてください。舌の横のヒリヒリはうがい薬を出しておきますね」
この総合病院で朝から約2時間待たされ、その間ずっと心臓バクバクでこの汗はなんという汗だろうという汗までかいて神経すり減らして進みの遅い時をやり過ごして待ったというのに、大した検査もせずに、うがい薬だけ?
またまた不信感が募ります。
怖くて検査は嫌だけど、やらなきゃやらないでイラつく、人間とは矛盾だらけの生き物です。(私だけか^^;)
そして元の歯医者に再び通い、あとでわかるのですが、無意味な消毒を毎週繰り返すのです(T_T)
今日はここまで。次回へ続く。
今日はハロウィンで夜ご飯はパエリアでした。
昼すぎから子どもたち連れて選挙へ行き、その足で今日が誕生日のお義母さんにプレゼントと花束を届けに行きました。
傘寿なのに、みんなで集まってお食事なども出来ずでしたが、久しぶりに孫の顔を見て嬉しそうなお義母さんの顔を見られて私も嬉しかったです。
いつまでもお元気で。