昨日、またまた大阪へ。先月より数回となく行っております。用件はヘルパー契約。義母は既に要支援2の認定を受けており、今回、軽度認知症ということで介護保険を利用する立場となりました。午後2時丁度、義母宅のインターフォンが鳴りました。地域包括センターの女性、ケアマネージャーにヘルパーさんの合計3名が一階の和室に座ると・・6畳ほどの和室はなんとも窮屈に感じます。テーブルの中央に義母が座り左手にケアマネージャー、ヘルパーさん。正面に地域包括センターの方が座りました。ケアマネージャーさんは年のころは30代前半っぽく若い優しそうな女性でメガネが似合う方です。ヘルパーさんは女性ながら体格もよく結構、美味しい物を食べてそう・・お二人とも地元の方で義母宅の周辺をよくご存知でした。重要事項の説明やサービスの内容を話して頂きながら雑談も交えるのですが、なんとも話の運び方が上手で義母もスッカリ上機嫌。『今日は、なんか・・とっても冴えてますワ!!』笑顔で話す義母を見ていると、とても認知症と診断されてるとは思えません。約1時間、すべての説明を終え契約書へ義母が自署・押印の時・・『あれ?電話番号・・??あれ、、何番やったかしら?』一瞬、その場の空気が変わるのを感じたのです。『えっと・・06-・・6・・・あれ?』焦っている義母は咄嗟に自分の鞄からメモを取り出そうとした時・・『06-・6○○○-・・』最初の数字を妻が言うと『あ!そうそう06-6○○○・・』口に出して思いだした番号を契約書に書きはじめました。『もう・・ホンマ、年なんかして自分の電話番号も忘れるやなんて・・』義母は少し自暴自棄になりそうな表情で言うと『そんな事、私も全然!!私も自分の携帯番号を未だに覚えてませんもん!!大丈夫ですよ♪』ケアマネージャーの女性は笑みを浮かべながら返すと『そやね♪大丈夫やね?』笑顔を取り戻して答える義母。その日は明るく談笑しながらの契約となりました。週に1度、買い物に風呂掃除などでヘルパーさんに来てもらうこととなりました。システムに不慣れな義母は訪問看護はヘルパーさんに慣れてから・・ということで決まり早速、来週から来て頂くことに。私たち夫婦も、ひとまず安心し義母の自宅を後にし帰りましたが・・阪神高速道路が事故のため渋滞・・実は行きも事故で渋滞にあい帰りも?でも、ひとまずのところは安心し無事に帰ることができました。『お兄ちゃんとこ電話せな・・で・・どこで話したらええやろ?』妻が聞くのですが・・確かに・・認知症のこと、ケアマネージャーのこと・・義母宅で話し合うことは勿論、できません。『お兄ちゃんの自宅??あのお義姉さんには話したくない!!かと言ってウチに呼ぶのも遠いし・・』そうなんです。話し合いの場所・・どうしよう??
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