あっという間にファイナルの日を迎えた。
よりにもよって寒くて冷たい雨の降る平日。
家を出て行くときに躊躇するほどに寒い。
でも、もちろん行くよ、行くさ!
新木場に着くと、開演10分前ぐらいのギリギリだけど人がいっぱい。
なんたって平日、仕事帰りの人もきっとたくさん。
私は単に毎度のギリ。
寒いので手荷物はどっかで預けられず、会場まで持っていく。
コーストに着くと正面の看板の下には半田さんのライヴ写真展示。
時間が迫っていたけど、見てから入ろう。
(3箇所展示の2箇所だけ写す)
4/22(thu)
dustbox 「SEARCHING FOR FREEDOM TOUR 2010」
10TH ANIVERSARY -DEPARTURE- VOL.29 @ 新木場STUDIO COAST
OPEN/18:00 START/19:00
ADV 2,800YEN /DOOR 3.300YEN (ドリンク代別)
入場してからスグにBeerに引き換えて呑みながら、中の写真もザッと見る。
そうそう、今更気づいたけどドリンクメニューの横にその日の演目が載るんだね。
dustbox「Searching~」の文字!!
10周年のワンマンツアーは東名阪の3箇所、岐阜・梅田・新木場とコンプリ。
だけど、その3箇所、それぞれハコの大きさが異なる。
段々とキャパがでかくなっていって、自分の観方というか参加の仕方も変えた。
岐阜は前。
梅田は9曲前で人の圧、MCを待っての脱出。
そこから、ど真ん中のモッシュピットへ~!!!
そして今回の新木場ファイナルは最初っから大人見予定だった。
後方上がったところの視界がさえぎられないところで鑑賞。
ホントに三種三様。
TwitterでもHPでもアナウンスがあったように開演に絶対に遅れないように!
大分前のブログにあった。
うえちゃんとガースーが大量にあるテープまみれ。
で、とうとう積み木みたいに遊んでたっけw
あの時にDVDを出すのかな~?いや映像をワンマンで流すのかも?
それは何となくわかっていたので、そのことだと期待。
案の定!10分遅れぐらいに壮大なS.E.と共に映像が映し出された・・・。
(この曲はSUGAさん作曲アンドリューがMIXしたものだそう)
でもそれはほんのサワリ。
幕が落ち、バックドロップが上がっていく(下がった?どっちか忘れた)
他の2会場とは異なるもの。10周年の記念Tにあるイラスト!
メンバが登場し1曲目!ライトなう~。
SUGAさんの勢いがしょっぱなからスゴイ!ここに全ての感情を爆発させるかのようだ。
フロントエリアはグチャグチャだった。
大きい会場を前で観るのもありだけど、後ろの方で見ると観客の様も楽しめる。
人のうねりというか、どの曲がどんだけかとか、うふふ。楽しみ。
ライトなうに続いて、タイムトゥーウェイク。
そして軽くMCで挨拶?
今が一番 とか。
この人たちはドMなので、続くセットも飛ばしまくる!
個人的に大好きな曲が2曲続いた。
最近演奏するのが少なくなってるSunburstから!
もう最初のギターの音で突っ込みたい気分になる。けど行かない。
♪Under The Bright Sunlight ~ と口パクしてニヤニヤw
ポ~ッとしていたら、JOJIさんのイントロですぐBitterだとわかるっ!
すかさず、「1・2・3・4」と叫んでoioiコール。
その場で踊る(笑)
ここできちんとMCだった。
MCは覚えられない!ゴメンね。
SUGA
すげ~な~っ!
JOJI
内心、雨だし平日だし、会場に誰も来てなかったらどうしようって思ってました。
ここから見る景色、絶景ですっ!
お願いがあります。フェスとかではいいけど、水撒き、ダメな。
あと、チカン、絶対にやめてください。
それ以外は自己責任で楽しんでな、怪我だけはしないように!
男気見せろ~!!!
SUGA
人間はみな完全じゃない!だけど・・・・(何言ったか忘れてる~)
Nobody is perfect!
Nobody~ → Bird~ → Notover と続く。
とても気持ちがいい。圧も無く自分のペースで楽しむ空間。
だけど、Notoverの掛け声は頑張る。
今日の彼らは後ろの方まで一生懸命に見ている。眺めているという感じ!
小さいハコだと前方~中間を見ていた。
梅田でフロアの真ん中後方にいたけど、あまり後ろは見ない感じだ。
というか見えないだろう。
最後のうおぉ~おっ!を叫んで曲が終わると、ステージは暗転。
グチャグチャのフロアとは又違う静寂な世界を作ってしまう彼ら。
最初の一音をひたすら待っていると・・・
大好きなPieces~だった。嬉しい!コーラスが綺麗。
間奏でJOJIさんもガースーも猛烈なヘドバン。コーラスの掛け合い。美しやっ!
そして続けて出てくる音にも緊張感。
ワンワンワンワンってギターの音がこだまする。
もちろんWall~。この辺の流れが最強。
でもって、Shine Brightへ続くの。タマランかった。
結局、ここでもニヤニヤが止まらない(笑)
再びMCへ。
JOJI
今のメンバ、REIJIが入って10周年ってことなんだけど、REIJIはオーディションで入りました!
それまでこの人、ビジュアル系だったの!なっ?!
REIJI
今も少しあるけどなっ(笑)
JOJI
で、その時のREIJIはベルボトム穿いててねぇ、即採用ですっ!(笑)
最初仲悪くてねぇ。REIJIと喧嘩ばっかしていて、俺何度か辞めるって言ってて。
本当に辞めそうだったのが、Blooming Harvestの合宿の時でね。
今じゃ仲良しです!最近SUGAがダメだ・・・
REIJI
あ、俺も(笑)
この時、SUGAさんがオフマイクでなんか言ってジタバタしていた気がするけど(笑)
でも仲良いよね。
SUGA
いま曲作っているんだけど、できてるのちょっとで完成したのが1曲だけ(笑)
いつもこんなだよね?(JOJIさんに同意を求めながら喋ってた)
で、できてる新曲やるけど、いつも速いやつ持って来るんだけど、あえてPOPなのを!
人にはチャンスが必ずあると思うんだけど、そんなことを歌った曲です。
One And Only!
豊橋でイントロとデタラメにつけた歌詞で少し歌ってくれた。
そしてワンマン3箇所でフルに披露。少しづつ聴きなれてこなれてくる。
まだ照れくさいのかSUGAさんが歌い終わるとスグに喋る。
SUGA
こんな感じ!
今日が終わったら合宿に入るんだけど、集中して作って必ず年内には出します。
経過については、ツイッターでつぶやいたり、ブログに載せるからチェックしてね。
JOJI
じゃ次に混ぜ混ぜな曲を!
ジャ~ジャ~ジャジャジャ ジャ~ジャジャン!Spacewalkでした~♪
毎回曲紹介で変な形容詞や擬音が加わってるけど?意味不明すぎる(笑)
そして、Dreams~、今回すべての会場でやってくれた。
なかなか心地よい!
つづいてのレジ~の予定が・・・(笑)なにやら後方でトラブル!?
REIJIさんが下向いて、そのうちスタッフが出てきた。
何かが外れたとか?
JOJI
REIJIが気張りすぎてドラム壊した(笑)
REIJI
大丈夫、大丈夫
からの、Resistance!だったかな。
出遅れずにダイバーは発射できたでしょうか?
続けて、Broken~で和やかなムード。
曲が終わると、SUGAさんがステージの前方に出てきて、よっこらしょと座る。
これも各会場でやってきたこと。
岐阜は本当に近かったねw「ちかっ」って前の3人が顔を見合わせた。
フロアから向かって、REIJI・JOJI・SUGA の順番。
Life is Beautiful のイントロのアルペジオのところを奏でる。
3人が仲良しこよしで微笑ましい光景。
ジャ~ン!とかき鳴らして、各自のポジションへ戻る。
JOJIさんとSUGAさんの声が揃う!フロアはダイバーの渋滞!
♪うぉ~おお~お~ 皆とシンガロングする。
こういう光景が見れると感動するんだよ。
うん、まさにコレが見たかったって、この時おもった。
猛烈な手拍子を煽るステージの二人。
これはもちろん Stand By Me に決まってる。
そんな確信の中で後ろでも猛烈な手拍子を送る。
SUGAさんの熱いカッティングでイントロ。上がらないわけがない。
あ~好き!その場で踊る!!そしてニヤける。
最後の♪Stand By Me ~ の繰り返しをシンガロング。
そして彼らは全員ステージから去っていった。
あ。多分映像が流れるんだ。
途端に冷房がかかり始め、猛烈に冷えてきた。
寒くてパーカーを羽織る。
ステージにはスクリーンが下りてきて、やがて音も鳴り始める。
最初に流れた映像は2001年のもので会場は名古屋だった。
若い!ガースーの声がもっと高く聞こえる。
どっかのハコでLOOKだったかな?
何度も歌詞がとんでしまって2回NG出してやり直してた。
3回目をやったけど、あれはOKになった?
今では歌えなくても誤魔化せるようになってるけど、当時はPUREだったんだね~。
なかなか貴重な映像の数々。
私は聴いた事の無いRESETが聴けたのが嬉しかった。
Butterfly や Change~なんかも聴けるのは貴重なんだろう。
そんなこんなして10年前から振り返る映像が終わる。
ステージにはREIJIさんだけが座っていた。
他2箇所は音だけ繰り返されていたけど、今回は生のREIJIさんが叩く音が鳴り響く。
スロニーのイントロ。マーチのよう、行進して出てくる残りの2人。
JOJIさんが当時のデザインのタオルを頭上に掲げている。
そして全員が着ているTシャツが、うさぎと亀のバカデカイXLサイズのもの(笑)
そのままスロニー!じゃなかったか。う~ん記憶が遠い。
ドラムセットの前に座ったんだよ確か。REIJIさんとほかの二人も!
そんでもって軽く昔話みたいなのを3人でしたかもしれないな?
REIJIさんが喋った。とてもゴキゲンでこっちも顔がほころぶ~w
REIJI
いやぁ俺も若かったなぁ…10年か、もう35だよ。疲れるんっだよね~最近(笑)
(お客さんから年齢に対して茶々入れられる)
おい、お前にも35歳は訪れるんだぞぉ!
改めて スロニー!そして All Up To Me~I remember you~September
どの曲も好きだな~スキッドロウのカヴァーは口パクで口ずさむ。
んで、後ろだから、ゆったりと聴くことができる。
Septemberみたいな曲をつくるところとか考えると、
SUGAさんが幅広い音楽を聴いているんだとわかる。
ボサノヴァとか実は大好きなんだよね。落ち着ける。
どこか悦に入って演奏するSUGAさんが満足げで楽しそうで、こっちも楽しくなる。
そう、VocalがJOJIさんなんだった!
コーナーラストに最初におもいを綴った歌「Promise You」で括られた。
SUGA
(ウサギとカメのTシャツを脱ぎながら)10年前!XLのTシャツ流行ったよね(笑)
手拍子の煽りから、REIJIさんが刻んでくる♪チッチキ チッチキ・・・
どんどん速くなる(笑)JOJIさんがジタバタ合わせてベースを弾いてみせる。
JOJI
無理でしょ?そんな速いの…
再び手拍子!今度はいけそう?うん、OKみたい(笑)
Flash Back でした~。
みんなで♪うぉ~おっ ってシンガロンして最高でっす。
そして続けてきたのは、まさかの Mr.Sadness!
岐阜でも梅田でもやっていなかったから、とっても新鮮だったぁ。
ほわ~んとした雰囲気から一気に空気を変えていく。
SUGAさんが少し前に出てきて、あおるようにHurdle Raceのイントロ弾き!
JOJIさん側にきて同様にイントロ弾いては止める。
3回ぐらいやったら歓声がピークになって、いよいよ!
ガッツリ弾くぞ~って時が最高に気持ちが上がるところ!!
後ろから見てたら、フロアのうねりとダイバーの数が半端なかったよ~。
ほんとこれもある意味、絶景(笑)
ハモって終わるところ、いいよねぇ~。
そして二人共が見ただろうか?JOJIさんは確実に見たのはPA!
あ、Falling 来るなって確信。絶対!当たり!!
この辺の流れが又々とてもたまらないところだった。
ドゥオーン!スチャ!チンチンチンチン って、REIJIさんのフレーズが鳥肌もの。
ちょっと悲しげなメロディーライン。
でもサビからガラッと明るくなってくところがたまらないところ。
そして、優しく奏でるイントロを省いた Smile~ に続く。
MCが入ったんだけど、詳細は覚えていない。
SUGA
身近な人に思いやりを持って!
そう言ってやった曲は Hand In Hand だったのだけど、
この曲はB.H.を作るための合宿で喧嘩して言い合った結果に出来た曲だとツアーの時に話していた。
どこかでJOJIさんが言っていたけど、俺はもう辞める!って言葉まで出たとか。
この後、少し何か話した。
この日のJOJIさんは指を指して全体に微笑みかけていた。
近くの人にも2Fや端っこに居る人たちにも。
本当は見えていないかもしれないけど、そんな風にコンタクトをとってくれて嬉しかった~。
で、クライマックス!Sun which never sets 歌う歌う歌う!
いつものように息を切らしながら歌うラストの繰り返し。
すかさずREIJIさんがたたき出すフレーズ、Tomorrow だった。
もちろん♪Happy Ending が響き渡るの、凄かったねぇ。
ちょこっとSUGAさんが喋ってタイトルを言う。
Jupiter う~ん切ないメロディー。泣かないけどちょびっと胸に迫った。
ここでこの曲がNext Story が来るのか~って、この3曲を立て続けにやられたらノックアウトだよ。
座り弾きしてたっけ?マイクスタンドすっ飛んだよな(笑)
ここまでで35曲。ヤツらの気迫が凄いよ。
端の端まで伝えようとしてくれてるのがわかり過ぎるほどわかった。
アンコールを待つオーディエンス。
SUGAさんが、たったひとりで出てきた。
SUGA
ありがとう。急遽やりたくなったんで1曲やります。
自暴自棄になっていた時があって、もう俺何やってもダメなんだなって。
音楽でやっていきたいと周りの人に言ったときに、そんなの無理だよ、やってる人いっぱいいるし…
人を傷つけることは自分を傷つけること…
「LOVE」っていう曲をやります。
岐阜と梅田ではアコギ演奏だったけど急遽なのでアコギではなかった。
同じくSUGAさんが伝える。
間奏はみんなのラララで!
自信なさげなオーディエンスのラララ(笑)
それでも気持ちよかった会場の一体感。
ワンマンファイナルも3曲を残すのみとなった。
2人もステージに!JOJIさんはハンドマイクにガムテ用意で(?)登場♪
今回のワンマン恒例のチャベスコーナー。
ゲストミュージシャンじゃなくて、お客さんからベース奏者を選んでいる。
弾きたい人が多くて、どうしようかって悩んだ結果。
メンバそれぞれが1人選出して、3人でジャンケン。
JOJIさんは女子にしたくてたまらないんだけどいなかった~(笑)
SUGAさんが選んだ男子が勝者だったのかな?
うへ~チャベス楽しい。遠くから♪Get Back 叫び続けたよ。
そして来ると思ったエスオーピーのギター奏者はSUGAさんの紹介で登場した!
SUGA
ストンピンバード、ト~ム!!!
これも上がった。TOMさんか~w緊張気味だし(笑)
あ~突っ込みて~と思うけど突っ込まない。周りは数人階段を降りていった(笑)
モッシュ凄かったさ。
最後に1分。
SUGAさんは途中のMCで「すげ~な~」とか「ありがとう」
うまく伝えられないけど感謝の気持ちとか話した。
何かを伝えようとしては上手く伝えられない自分にもどかしいみたいだった。
それでも、ここまで演奏していることで十分に伝わってるから。
これからも止まりません!10年後もみんなと祝いたいです!
今日の日を絶対に忘れません。またこれからも頑張ります!
そんなようなことを体中で表現して、隅から隅まで伝わる最高のライヴ。
全体が観られて良かった。いつもよりも余計に感情が溢れてる気がした。
観ているみんなの想いまで伝わってくるようなコースとの空間。
メンバ3人の顔、嬉しそうなスタッフの顔、きっときっと忘れない。
ワンマンファイナルのセトリを以下にあげておく。
前2箇所では36曲だったのが、な、なんと39曲やってくれた。
ふふふっ、さんきゅ~ってことかな?(笑)
本当は38曲予定で、「LOVE」はやる予定じゃなかった。
4/22(thu)
SEARCHING FOR FREEDOM TOUR 2010
10TH ANIVERSARY -DEPARTURE- VOL.29 @ STUDIO COAST
※自分調べ(メモったよ)
そして彼らは制作期間の合宿に入るそう、年内にはぜって~アルバム出すって。
そしたら又ツアーか(笑)
Audiogramに
レポがあがっていた。
今回はプレスに連絡せず、来たい人だけに来てもらったそう。
(ブログ内マシンさんの記事による)
だから書きたい人が記事を書く。私たちオーディエンスのレポを読んでくださいって。
鳴かず飛ばずでもチームdustboxはいつも近くにいてくれてる気がして嬉しかった。
Twitter上では、しばらくメンバやスタッフの興奮も冷めやらず。
次は20年後!って話から、最終的に40年後もって話まで。
レイジその時75歳!!!それで2ビート叩いてたら伝説!
SUGAさん発言には笑かしてもらった。
大して変わらんのにね~w