川湊の町・白根まち歩き
結いの会、平成29年度 第一弾のまち歩きが企画・実施されました。「川湊の町・白根」のまち歩きは、Sさんの総会で提案された今年の初めての企画です。
開催日 5月20日(土曜日) 新潟駅南口 午前9時集合
Sさん・Wさん提供の車を乗り合いで白根へ向かいました。
なお、本日の参加者は、Tさん、Sさん、Hさん、Mさん、Wさん、Tさん、Sさんの七名です。
集合場所 白根の方で本日案内をして頂く方ガイドTK様とは午前10時に
白根神社で待ち合わせ。
企画に当たっての考え方
結いの会の活動、その他の町歩きに活動に参加する事は、『まちを読む』という言葉にとらえられています。
「まち」には自然条件や歴史があり、それらの必然的な帰結により「まちの現在」がある、と考えるようになりました。
そこで、結いの会の皆様とともに、その「まちの現在」を、自然条件・歴史、そのなかで生活される住民の方々と触れ合うことで、「まちの姿」を立体的にとらえようとのねらいで、提案をさせていただきました。
1 白根の概要
新潟市南区の中心地。中ノ口川と信濃川の間にできた低湿な島。近隣の農村部の中心となる「在郷町」として発展した歴史を持つ。「地域の商品流通の中核」「商業・加工業の活発化」「発展に伴う人口増加」「六斎市の開催」「酒・味噌等の醸造業の発生」などの存在、またはその痕跡が確認できる。
こうした在郷町・川湊の町としての発展が、現在の白根へとつながったと考えられる。
2 まちあるき経路・ポイント
① 白根神社・六太郎食堂 中ノ口川堤防下、おまけに元旅館と六太郎食堂。むむっ、ここは・・。
⇒ 誰がみても「ここは川湊の跡。間違いない。」と思わせる景観。「まちが読めた。」の好スポット。
② お聖人小路・白根花街??
⇒ なんとなくひっそりとしたムードは、やはり。さぞや昔は・・・・。
③ 通称「ねこ通り」 夕方は、個性豊かな猫たちが集合するとのこと。
⇒ この真っ昼間、しかも高学歴、いやいや高年齢層の男どもばかり。花ある君はさっちゃんのみ。
④ 料亭・割烹群 門構え・入口・二階の風情は大広間。軒数はさすが。夜はさぞやにぎやか・・・??
⇒ 結いの会御一行様、こういうところ好きですよねぇ。表情が緩む、すぐに。
⑤ 野沢鮮魚 魚屋さん。何と昔ながらの雪室(地下2m・石壁)があるとのこと。見せてもらいました。
「もう使わない。壊してしまおうとも思うんだけど・・」「ほかにも輪島塗の漆器なんかもあ
るんだけど・・・」「今度来た時に、見せてください。」とHさん・S君。
⇒ この町、ひっそりとしているが、きっとあちこちにお宝があるに違いない。
⑥ 白根市(いち)通り 残念今日は市日ではなく・・でも銀行街、リオンドール(スーパー)あり。にぎやか!
⇒ 十字路に押しボタン式歩道信号。『市開催日のみボタンを押すと渡れます。』なんのこっちゃ???
⑦ トロッコ小路 現リオンドールは「ヤマキチ醤油」跡に。往時の写真にはお醤油の大工場。トロッコ
で商品の醤油をかわまで運んだとのこと。
⇒ さすが川湊の町、醸造関係の痕跡が。すぐさま「・・さっ酒は・・??・・!!・・」さすが結いの会。
⑧ 白根町屋 三の町から六の町近辺、町屋の連続。さすが残存町屋率ナンバーワン。畳屋さんだった
お宅、奥への通路が土間のまま。玄関先の仕事場が仙台までの店舗を忍ばせます。
⇒ 元仕事場の玄関先、鳥凧・六角凧づくりの場として使われてました。さすが大凧合戦の地。
しばらく、町屋が連続して、文字通り「軒を並べて」ました。素晴らしい。とても良い。溜息。
⑨ 中町書店 教科書取り扱いの本屋の老舗。受章された黄綬褒章が飾られているとのこと。
⇒ 店頭に昔の白根の写真を多数展示。ときどき入れ替え?? ※S君「その節は、お世話になりました。」
⑩ 中ノ口川・堤防・湊跡 大凧合戦の戦場・観覧場所。桟敷席等設置がほぼ完了。当日待ちの状態。
⇒ 天井川。水位を見る。「高い。」振り返って住宅地、土手下を見る。「低・・・。やばっ??」
3 まとめ
しろね大凧タウンガイドKT様が、コース・見学スポットを精選・見学交渉等に尽力下さり、有意義なまち歩きとなりました。特に、お住いの方々と会話が生まれ、そのご厚情に接することができ、本当に心温まる素敵な時間となったことが最大の成果でした。「まちを読む」だけでは、実は大切なことが足りない。「言葉を交わし、思いを伝え合う」それが「まち歩き」。そして未来への「まちづくり」を考える大事な点だと、気づくことができたと思います。
ガイドTK様、凧合戦直前のお忙しい時期、本当にありがとうございました。
結いの会、平成29年度 第一弾のまち歩きが企画・実施されました。「川湊の町・白根」のまち歩きは、Sさんの総会で提案された今年の初めての企画です。
開催日 5月20日(土曜日) 新潟駅南口 午前9時集合
Sさん・Wさん提供の車を乗り合いで白根へ向かいました。
なお、本日の参加者は、Tさん、Sさん、Hさん、Mさん、Wさん、Tさん、Sさんの七名です。
集合場所 白根の方で本日案内をして頂く方ガイドTK様とは午前10時に
白根神社で待ち合わせ。
企画に当たっての考え方
結いの会の活動、その他の町歩きに活動に参加する事は、『まちを読む』という言葉にとらえられています。
「まち」には自然条件や歴史があり、それらの必然的な帰結により「まちの現在」がある、と考えるようになりました。
そこで、結いの会の皆様とともに、その「まちの現在」を、自然条件・歴史、そのなかで生活される住民の方々と触れ合うことで、「まちの姿」を立体的にとらえようとのねらいで、提案をさせていただきました。
1 白根の概要
新潟市南区の中心地。中ノ口川と信濃川の間にできた低湿な島。近隣の農村部の中心となる「在郷町」として発展した歴史を持つ。「地域の商品流通の中核」「商業・加工業の活発化」「発展に伴う人口増加」「六斎市の開催」「酒・味噌等の醸造業の発生」などの存在、またはその痕跡が確認できる。
こうした在郷町・川湊の町としての発展が、現在の白根へとつながったと考えられる。
2 まちあるき経路・ポイント
① 白根神社・六太郎食堂 中ノ口川堤防下、おまけに元旅館と六太郎食堂。むむっ、ここは・・。
⇒ 誰がみても「ここは川湊の跡。間違いない。」と思わせる景観。「まちが読めた。」の好スポット。
② お聖人小路・白根花街??
⇒ なんとなくひっそりとしたムードは、やはり。さぞや昔は・・・・。
③ 通称「ねこ通り」 夕方は、個性豊かな猫たちが集合するとのこと。
⇒ この真っ昼間、しかも高学歴、いやいや高年齢層の男どもばかり。花ある君はさっちゃんのみ。
④ 料亭・割烹群 門構え・入口・二階の風情は大広間。軒数はさすが。夜はさぞやにぎやか・・・??
⇒ 結いの会御一行様、こういうところ好きですよねぇ。表情が緩む、すぐに。
⑤ 野沢鮮魚 魚屋さん。何と昔ながらの雪室(地下2m・石壁)があるとのこと。見せてもらいました。
「もう使わない。壊してしまおうとも思うんだけど・・」「ほかにも輪島塗の漆器なんかもあ
るんだけど・・・」「今度来た時に、見せてください。」とHさん・S君。
⇒ この町、ひっそりとしているが、きっとあちこちにお宝があるに違いない。
⑥ 白根市(いち)通り 残念今日は市日ではなく・・でも銀行街、リオンドール(スーパー)あり。にぎやか!
⇒ 十字路に押しボタン式歩道信号。『市開催日のみボタンを押すと渡れます。』なんのこっちゃ???
⑦ トロッコ小路 現リオンドールは「ヤマキチ醤油」跡に。往時の写真にはお醤油の大工場。トロッコ
で商品の醤油をかわまで運んだとのこと。
⇒ さすが川湊の町、醸造関係の痕跡が。すぐさま「・・さっ酒は・・??・・!!・・」さすが結いの会。
⑧ 白根町屋 三の町から六の町近辺、町屋の連続。さすが残存町屋率ナンバーワン。畳屋さんだった
お宅、奥への通路が土間のまま。玄関先の仕事場が仙台までの店舗を忍ばせます。
⇒ 元仕事場の玄関先、鳥凧・六角凧づくりの場として使われてました。さすが大凧合戦の地。
しばらく、町屋が連続して、文字通り「軒を並べて」ました。素晴らしい。とても良い。溜息。
⑨ 中町書店 教科書取り扱いの本屋の老舗。受章された黄綬褒章が飾られているとのこと。
⇒ 店頭に昔の白根の写真を多数展示。ときどき入れ替え?? ※S君「その節は、お世話になりました。」
⑩ 中ノ口川・堤防・湊跡 大凧合戦の戦場・観覧場所。桟敷席等設置がほぼ完了。当日待ちの状態。
⇒ 天井川。水位を見る。「高い。」振り返って住宅地、土手下を見る。「低・・・。やばっ??」
3 まとめ
しろね大凧タウンガイドKT様が、コース・見学スポットを精選・見学交渉等に尽力下さり、有意義なまち歩きとなりました。特に、お住いの方々と会話が生まれ、そのご厚情に接することができ、本当に心温まる素敵な時間となったことが最大の成果でした。「まちを読む」だけでは、実は大切なことが足りない。「言葉を交わし、思いを伝え合う」それが「まち歩き」。そして未来への「まちづくり」を考える大事な点だと、気づくことができたと思います。
ガイドTK様、凧合戦直前のお忙しい時期、本当にありがとうございました。
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