このブログは「結いの会」皆のブログ!!

会員皆様が、LIVEで体験した新潟の魅力を感想や写真でこのブログに書き込みましょう。

平成28年度新潟市民大学入学式・発表会

2016-06-06 22:51:55 | 講演会
平成28年度(第22期) にいがた市民大学入学式兼公開講演会

  予てより準備を進めて参りました、標題の入学式・講演会の場に於いて「結いの会」活動状況が下記の日程で実施されま した。
  当会に於きましては、会の発足時より、等身大の活動に心がけつつも、顧問始め会員の熱意により、発表資料の通り
 「明るく」「楽しく」「元気よく」モットーに活動して参りましたが、六月五日は当会に取まして、記念すべき一日となり ました。発表会終了後の打ち上げは「海老の髭」で行われましたが、今後も当初の目的に沿って活動して行く事を皆で誓い 合いました。
  発表された「頼さん」、打ち上げを企画して頂いた「柴さん」お疲れ様でした。
  そして、打ち上げの席上で新規にご加入頂きました「やまさん」今後とも宜しくお願い致します。
 なお、発表会模様は主催者の了解を得てビデオ撮影致しました。完成しましたら皆様へ記念に贈呈致します。
 出来栄えは保証出来ませんが、お楽しみに。

日 程 平成28年6月5日(日)  午後2時から午後4時10分まで(開場:午後1時30分)

会 場   新潟市民プラザ 出席者 470名
   
対 象 平成28年度 にいがた市民大学 受講生 及び 一般市民



プログラム内容

【第一部:入学式】

■ あいさつ にいがた市民大学学長 荒川 正昭
  14:00~14:05( 5分)
       
■ にいがた市民大学受講生による自主グループ活動報告 ~“学び”の地域還元~
   市民大学OBの会「結いの会」活動状況報告
  14:05~14:15(10分)

■ 平成28年度(第22期)にいがた市民大学講座紹介
   にいがた市民大学運営委員会委員長 中平 浩人       
   14:15~14:25(10分)

                〈休憩 14:25~14:30(5分)〉

【第二部:公開講演会】

■ 基調講演 「戦国武将の学び―何を学び,どう生かしたか」
静岡大学名誉教授・文学博士  小和田 哲男 氏
14:30~16:00(90分)

 

生涯学習センターからの御礼
下記の通り、生涯学習センターのご担当からお礼のメールが届きました。


「結いの会」
代表 様

 お世話になります。

 昨日の市民大学入学式では大変お世話になりまして,ありがとうございました。
 市民大学の魅力を最大限にお伝えいただきまして,本当にありがとうございました。
 発表者の頼様,元気にご挨拶いただきましたメンバーの方にもくれぐれもよろしくお伝えください。

 皆様の今後のますますのご活躍を祈念しております。

 今後とも,お世話になりますが,よろしくお願いいたします。

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7/20まち遺産セミナーのおしらせ

2014-07-16 12:15:07 | 講演会
まち遺産セミナーのお知らせです。


7/20(日)13:00~15:00 まち遺産セミナー開催。

「風土と建築の存在」~モダニズム建築の抱える課題、保存と活用~

講師:兼松紘一郎(建築家) 参加費1000円 砂丘館にて

申込み:新潟まち遺産の会事務局 F)025-228-2537 伊藤純一

Email chanoma☆machi-isan.sakura.ne.jp (☆を@に変えて送信ください)

【概要】

會津八一記念館、日本海タワー、相次いで戦後のモダニズム建築が閉じられようとしています。

近代建築の歴史的価値、保存と活用、新潟の歴史をつくる建物は町屋だけではありません。

風土と建築について、ドコモモジャパンの兼松幹事長を迎えて講演いただきます。

■ドコモモジャパン http://www.docomomojapan.com/about/


会費がいるのですが、興味のある方は上記の新潟まち遺産の会事務局か、私までお申し込みを!






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粋に学ぶ大人の花街(かがい)

2011-09-21 21:59:25 | 講演会
皆様

関わっているので、ちょっとお知らせ。

9/23(金・祝)に、古町の花街(かがい)シンポジウムがあります。
主催「新潟まち遺産の会」

夜の「御座敷あそび」は満員御礼ですが、昼のシンポジウムは、
まだまだ参加が可能です。
まち遺産の会 伊藤純一アトリエに申し込むか、いざとなったら、
当日、会場に直接来ていただいても、大丈夫かと思います。

●昼の部 シンポジウム・花街のまちづくり 於:三業会館3階ホール
13:30 開会(13:00 開場)
13:40 基調講演1『平成・全国花街めぐり―私が魅かれた職業人としての芸者たち』
 講師:浅原須美氏(フリーライター)
    東京都生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーランスに。
    料亭等の取材を通して芸者の世界に興味を持つ。
    北は札幌から南は長崎まで全国約40カ所の花柳界を取材。
    現在、雑誌「東京人」「家庭画報」等で執筆中。
    著書「花柳界入門 夫婦で行く花街(小学館)」
    「お座敷遊び (光文社)」
    「東京六花街 芸者さんに教わる和のこころ(ダイヤモンド社)」など。
14:40 基調講演2『神楽坂の景観とまちづくり』
 講師:鈴木俊治氏(アーバンデザイナー)
    東京都生まれ。早稲田大学卒業。
    カリフォルニア大学バークレー校助手などを経て、
    (有)ハーツ環境デザイン設立。
    住民参加型都市デザイン、住宅づくり等に従事。
    神楽坂のNPO粋なまちづくり倶楽部理事、東京大学他講師。
    技術士(都市及び地方計画)、一級建築士、米国認定都市プランナー
著書「中心市街地の再生メインストリートプログラム(学芸出版社)」
    「都市のデザインマネジメント(同)」など。
15:40 パネルディスカッション「古町花街らしいまちづくりとは」
 司会  :岡崎篤行氏(新潟大学工学部建設学科准教授・当会副代表)
 パネリスト:浅原須美氏(前掲)
       鈴木俊治氏(前掲)
       木村めぐみ氏(八王子中町芸者、料亭すず香・置屋ゆき乃恵女将)
       行形和滋氏(新潟三業協同組合理事長、行形亭第十一代目主人)
       金親顕男氏(ホテルイタリア軒代表取締役社長)
16:50 終了

●夕の部 ぶらり歩く夕暮れの古町花街
17:00 三業会館出発
17:50 割烹有明前にて解散

●夜の部 体験!古町芸妓とお座敷あそび
18:00 受付・有明内部見学
18:30 開宴(御食事、お酌・写真撮影、柳都さんの舞、お座敷ゲームなど)
20:30 お開き

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講演会 新潟の地震災害を考える

2011-05-07 16:47:58 | 講演会

新潟大学あさひ町展示館 友の会 企画講演会のお知らせです。

                 「結いの会」伊藤恭子さんより情報提供


  新潟の地震災害を考える


〓東日本大災害を教訓として〓


講 師    新潟大学災害・復興科学研究所 卜部厚志准教授
日 時    23年6月4日(土)14・00~16・00(13・30開場)
開 場    新潟大学旭町キャンパス内医学部研究棟3階第3講義室
       入場無料定員40名
お問い合わせ・申し込み先
       新潟大学あさひまち展示館10・00~16・30(月・火休)〓
       Fax・025-227-2260 にお願いいたします。
<コメント 勝見>
3月11日に発生した、東日本大震災以来、震源域周辺での余震に加え、日本列島の東日本列島側(ホッサマグマ構造線以北)がそっくり乗っかっている形の北米プレートでは、不可解な地震が頻発しています。新潟市では昭和39年の新潟地震以来、幸いな事に地震被害は発生していませんが、今後も絶対に発生しないと言う保障もありません。
特に、新潟地震発生時と今では全く街の様相が違っておりますので、新潟市は災害未経験都市と言う事が出来ると思います。
その意味からも有意義な講演会と思いますので、「結いの会」の皆様ご検討下さい。
なお、卜部先生には平成18年度の市民大学「自然災害と人の暮らし」をテーマとした、講座で前期・後期で大変お世話になりました。
       

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大盛況、「八木朋直と数学」

2011-02-20 23:00:03 | 講演会
八木朋直 履歴



八木朋直が出資して架橋された、五姓田芳柳筆 「新潟萬代橋」図 明治19年
橋名を書いた「伯爵柳沢前光」、揮毫を委託した「八木朋直」二人の間を取り持った
「庄内屋しん」について、興味深いホームページが見つかりました。




1841 天保 12      米沢藩士カ猫文和弥の次男として誕生
1853 嘉永 6  12才  八木家(丈七(米慎))の養子となる。
1860 元治 元 19才  関流算法の免許を皆伝(師:米沢藩士 今井直方)
1865 文久 3  24才  上杉藩主の京都上洛に小荷駄役兼会計方として随行
1867 慶應 4 26才  戊辰戦争 軍事検地方兼会計元締役として参戦(会津、新潟)
1869 明治 2  28才  越後水原府に職をえる。(職務:財政整理)
1871 明治 4 30才  新潟県会計課長(越後の県を統合新潟県となる)
1872 明治 5 31才  国立銀行条例制定 学製(学校制度開始)
            学製で数学は洋算が採用される(和算衰退)
1874 明治 7 33才  国立第四銀行開業
1876 明治 9 35才  第四銀行2代目の頭取就任
1886 明治 19 45才  萬代橋 架橋(共同経営:申請内山信太郎/出資八木朋直)
1896 明治 29 55才  新潟銀行 取締役会長
1897 明治 30 56才  新潟商業銀行 取締役
1899 明治 32 58才  新潟県農工銀行 監査役
1899 明治 32 58才  新潟市長4代目就任
1919 大正 8 78才  新潟市史編纂顧問
1929 昭和 4 89才  永眠 

第四銀行の設立

・戊辰戦争後政治的社会的に混乱し品質の落ちた通貨製造、偽札、偽金が出回る。
・諸外国から通貨の安定を求められる。
・明治5年国立銀行条例
・明治7年第四銀行開業(明治6年12月認可)
・国立銀行四行はともに初年度から経営不安広がる(国立銀行は五行認可、開業四行)
・第四銀行も初年度赤字、経営不安広がる(株価100円が80円となる)
・明治政府は経営改善策を指示
・改善策の1つとして経営管理のできる実務者へ変更 八木朋直の就任



八木朋直が、職場で指揮する時使ったと伝えられている「軍扇」


なぜ米沢藩出身八木朋直が戊辰戦争終了後(水原府に職を得る)7年で第四銀行の頭取になりえたのか?


・江戸時代には必要としない数値管理できる実務者が明治時代移行の過程で嘱望され
 関流算法皆伝の八木朋直の緻密な数値管理能力が生かされた。
・江戸からの移行明治という新時代には世の中の価値観が大きく変動した激動期で
 熊本出身の新潟県令楠本正隆と米沢出身の八木朋直との出会いで新潟の過去にとらわ れない改革ができたのではないか。
 米沢の地に根付いた上杉鷹山の『格式を捨て実利収める』という風土に育った。
 米沢の節約関が原の戦い後会津120万石から米沢30万石に転封され世継騒動から15万 石に減らされる。
 財政は藩存続の危機に陥るほど悪化するが、上杉鷹山を向かえ藩政改革による
 財政再建が実施された。朋直はそんな風土の中で会計方という財務会計の仕事をし  た。
 八木朋直の上杉鷹山の墨蹟コレクション、鷹山の法要などにも出席し鷹山の考え方を
 信奉していたと思われる。
 鷹山の革新的な改革手法を身につけた朋直が新潟県令楠本正隆の明治の激動期の改革 の助けとなったとおもわれる。


なぜ緻密な数値管理のできる実務者がいなかったのか?

・算数は下級武士(御算用侍・算盤侍)の仕事とされ上級武士にその指導はなかった。
(算盤を仕事にするのは士農工商の身分制度のなか最も身分の低い商人の仕事とされ
 武士本来の仕事ではないとされた。)
・新時代に入り緻密な係数管理のできる実務者が極端に不足した。

高度な和算の存在

・藩財政は大福帳の形式で入出費の記帳の単純な計算方式で高度な数学を必要と
 しない。
・他方、江戸時代には暦が生活に根づきその正確さを要求された。
 正確な暦には天文学は必要であり天体の動きには高度な数学を必要とした。
・日本独自に方程式や台数を考えだした関孝和や800年に2日のズレをなおす
 改暦を行った渋川晴海がいた。
・八木朋直はこの関流算法の免許を皆伝されている。
 *皆伝免許・朋直の書いた算学神壁、江戸期出版の算学神壁。
  明治期の塵劫記(算数の入門書)など参照


世界に誇れる日本独自の和算はなぜ衰退したのか?


八木朋直の和算書



・嘉永6年黒船が来航すると外国勢力に対抗するための軍艦を購入し外国人の講師雇い 入れ教育を受ける。この際の講義は全て洋算でおこなわれる。
・明治6年学製(学校制度)がはじまる。
・士農工商という格差社会から国民という均一・等質の市民をつくることが教育目標と され、自身のレベルに合わせて各自各様に進める寺子屋方式の教育(和算)は洋算に 代わり和算は衰退し神社に掲げられた算額は解する人の減少とともに廃棄された。

晩年の朋直

・朋直の晩年の手記から明治9年ころに大量の喀血により医者から見離され
 短命であると思った。
・財産を譲る実子がなく世のためになるものとして投資しよう考えた。



八木朋直の遺品箱に直筆の言葉が




最後に




八木朋直の「自序」

今回の話は江戸から明治という変革期に士農工商という身分制度が崩壊し
政治的社会的に全ての価値観が変化していった時期に
八木朋直という和算を武器に大変動期を駆け抜けた男のお話でした。

晩年の八木朋直は自身の号に柳雪のほか橋架翁として萬代橋に愛着を持ち続けた。


講演者 本田より
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