自由に英語を話すための最短学習プログラム 「日常会話必須基本16動詞」 ついての表現
「自由に英語を話すための最短学習プログラム」は以下の「7つの動詞で身につける英語感覚」中嶋 太一郎 (著)(はまの出版)という市販本(価格1,500円)が元になっています。この本はすでに絶版となり中古書となっています。
以下のアドレスは現在のアマゾンでのこの本の中古書価格がご覧になれます。現在のところ2,191円から¥ 10,322円で販売されています。(但し、価格は変動します)
7つの動詞で身につける英語感覚―動詞フレーズを活用してラクラク英会話
------------------------------
【今日の学習】
今回も、「7つの動詞で身につける英語感覚」中嶋 太一郎 (著)(はまの出版)からの抜粋記事です。
[3] getをV←C感覚で使う 基本形
●V←C感覚について
get+形容詞
She got angry about my table manners.
彼女は私のテーブルマナーに腹を立てた
■getをV←C感覚で使う 応用形
●動詞からの造語を使ったワンランク上の表現
V←C 感覚というのは、動詞(V)と補語(C)が結びついた動詞フレーズだ。getが補語を導く場合の意味は、「人や物がある状態を得る」と状態への到達を表 し、基本的にはget angryなどのように形容詞が伴うが、この状態を動詞からの造語を使って表現することがある。
この場合には、ある意味で静止的な意味を持つ形容詞を使った表現よりも、より動的な表現となる。
つまりbe動詞のフレーズを使うと単なる「存在」を表すのに反して、getを使うと「到達」を表すので「やっとのことで」とか「どうにかして」といった意味合いとなります。
日本の英語教育では英語が話せないのは、例えば「be going to+動詞の原形」とは習うが、「be getting to~」とか、「be coming to~」は習わない。おかしな教育ですね。
注目してほしいのは、getは3つの動詞フレーズを導くことだ。文法で言うと、(1)は不定詞、(2)は現在分詞、(3)は過去分詞です。
今回は、(2)のget+ing形動詞フレーズ (進行的な状態への到達を表す)表現です。つまりbe動詞を使ったもの)進行形)よりも、動的な意味となります。
(1) V←C感覚 get+to+原形動詞フレーズ (行為への到達を表す)
You will soon get to like it.
あなたはじきそれが好きになるでしょう
(2) V←C感覚 get+ing形動詞フレーズ (進行的な状態への到達を表す)
We got running.
私たちは、走り始めた、走り出した
(3) V←C感覚 get+ed形動詞フレーズ (受身的な状態への到達を表す)
This clock got broken.
この時計は壊れた
文を生産する場合は、ワンフレーズから始め、それをきちんとした、あるいは場面に応じた表現に組み立てていく作業が欠かせない。ことばの表現は小から始め、大へと進むもので、決してその逆ではない
【英語発想を身につけなさい】
Running. 走っている
↓
Get running. 走り出す、走り始める
↓
We got running.
私たちは走り出した、走り始めた
自由に英語を話すための最短学習プログラム 一般動詞フレーズの文の生産
get running | getting running | got running |
① 現在形動詞フレーズ | ② 過去形動詞フレーズ | |
get(s) running | got running | |
③ 原形動詞フレーズ | ④ ing形動詞フレーズ | ⑤ ed形動詞フレーズ |
一般動詞5段活用 | VC感覚(動詞+補語) | 走り始める |
※実際のプログラムを省略しています。ご了承ください。
[1] 現在形動詞フレーズ (現在の事実・習慣を表す)
We get running.
走り出す、走り始める
※現在形動詞フレーズは肯定形だけで使われる。
[2] 過去形動詞フレーズ (過去の一時点の行為)
We got running.
(その時)走り出した、走り始めた
※過去形動詞フレーズは肯定形だけで使われる。
[3] 原形動詞フレーズ (頭に思い浮かべたひとまとまりの行為)
We will get running.
走り出すでしょう、走り始めるでしょう
She seems to get running. 推測
走り出すようです、走り始めるようです
[4] ing形動詞フレーズ (頭に思い思い浮かべた継続的な行為)
We are getting running. 状態
走り出そうとしている、走り始ようとしている
[5] ed形動詞フレーズ (頭に思い浮かべた過去の行為)
We have just got running.
ちょうど走り出そうとした、走り始ようとした
【Sample Sentences No.5-1】
(1) Well, we have to get going. Thank you for everything.
では、そろそろ参ります。色々とお世話になりました(挨拶)
(2) Things haven't got going yet.
事態はまだ熟していない[軌道に乗っていない]
省略
対照学習のための準拠教材 日常会話必須基本16動詞編HTML版」
getの動詞フレーズのパターンは以下の通りです。学習はこの順に進んでいきます。「日常会話必須基本16動詞編HTML版」ではこのgetの動詞フレーズだけで,合計259の文例が所収されています。
一部サンプルを公開しています。ぜひご覧ください。
ただし、教材の一部を切り取っているので画面が広がります。
【getの動詞フレーズのパターン】「日常会話必須基本16動詞編HTML版」より
以上英語はファンクションフレーズと補語フレーズとの順列・組み合わせで成り立っているのが英語のしくみです。
「コミニカ英作法」
(1) 君はなぜ走り出そうとしたのか?、走り始めたか??
< ~は ドウする文>
① あなたは、なぜ~したの? → Why did you
② 走り出そうとする → get running
(完成文) Why did you get running?
【お知らせ】
※右の項目は「DL-MARKETによる販売」によるものです。
自由に英語を話すための最短学習プログラム |
DLmarketで購入 |
対照学習のための準拠教材 |
【ファンクションメソッド中学英語やり直し教材】 |
ファンクションメソッド英語研究会発行の電子書籍本ダウンロード販売 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます