文部科学省は17日、国公立の高校3年生を対象に、英語の「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をテストした結果の概要を明らかにした。(読売新聞3月18日朝刊)
政府は、高卒レベルの英語力の目標を実用英語技能検定(英検)の「準2級~2級程度以上」としているが、最も成績が良かった「読む」でも約73%が英検3級以下の中学レベルにとどまった。「書く」「話す」も約87%が中学レベルだった。
調査は昨年7~9月、全国の国公立約480校の高3生約7万人(「話す」は約1万7000人)を抽出して初めて実施した。
「話す」は87・2%が3~5級(英検3級)にとどまり、全体の13・3%(約2200人)が0点だった
ちなみに「5~3級」は、(中学初級から卒業程度)の程度だ。
もうそろそろ気づくべき時がやって来たのではないのか?
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[今日の学習]
どうして、日本人以外の人ができて、私たち日本人ができないのか?
もちろんこれは日本人が英語を話せない事実のことだ。
私はこれはひとえに日本の読解のための英語教育にあると訴えてきた。
例えば、以下の「英語の九九 ファンクションフレーズテーブル」で、すべてのbe動詞系列の運用が可能だ。
英語はbe動詞系列と一般動詞系列の2つで成り立っている。
つまり英語全体の仕組みの半分がbe動詞系列の運用に過ぎない。
第2段「英語脳構築「オウム返し英会話学習法」」の、編集コンセプトは以下の通りです。
● はじめに ●
ケーキを食べている幼い子どもに「このケーキはおいしいですか?」と聞く人はいません。たいていの人は「おいしい?」と聞き、彼らが「おいしい」と答えるのを期待します。あるいは、幼い子どもに「あなたは大丈夫ですか?」と聞くのではなく、「大丈夫?」と聞き、子どもが「大丈夫」と答えたことで安心します。
もちろんこのことは英語のネイティブスピーカーもまったく同じで、Good?と聞きGood.と答えさせ、All right?と聞きAll right.と答えさせます。このようにことばの修得の基本は、「おいしい?」「おいしい」とか「大丈夫?」「大丈夫」といったワンフレーズ表現によるオウム返しにあります。そしてこのような表現が基本にあるから、Is this cake good?と聞かれたらYes. it's good.や、 Are you all right?と聞かれたら、Yes. I am all right.といった表現へと自然に展開させていくことができます。つまり言葉の表現というのは小から大へと進むもので決してその逆ではありません。
日本人が英語音痴だとされる大きな原因の一つに、このようなワンフレーズ表現をまずきちんと身につく学習をしてこなかったことがあります。「オウム返し英会話学習法」は、そんなワンフレーズでのオウム返しを基本にして、それを「きちんとした表現」へと展開させていく学習法です。
この本は、まるで親が幼い子供にことばを教えるように、学習者にオウム返しができるように構成しました。100のパターンにまとめられた日常会話に欠かせないオウム返し表現を追体験することができます。
「オウム返し」ということで、独学者のシャドウイングトレーニング教材として、あるいはご家庭やグループでの学習がさらに効果的なものになるでしょう。さらに児童英語教育や学校英語教育に携わっている方にも参考になるものと思います。
● プロローグ ●
☆ どうして英語が言葉として定着・蓄積しないのか?
児童英語でも、中学英語でも以下の会話文は必ず登場します。
A: How are you?
ご機嫌いかがですか?
B: I am fine, thank you. And you?
元気です、ありがとう、あなたはどうですか?
A: I am fine, too. Thank you.
私も元気です、ありがとう
A: Where are you from?
あなたはどこから来られましたか?
B: I am from Canada.
私は、カナダから来ました
A: What animal(s) do you like?
あなたはどんな動物が好きですか?
B: I like dogs.
私は、犬が好きです
このような会話文を丸暗記さされたことがあると思います。でもこんな会話文を丸暗記していた最初の頃は、おそらく英語も楽しいものだった思います。でもいつの間にかこのような一文丸暗記の学習が苦痛になったのではありませんか。
しかし、よく見てください。Aの会話文とBの会話文はほとんど共通した単語がないことに気づかれると思います。これらの会話文に共通するのは、疑問詞と言われるhowやwhatが使われていることです。文法ではこれらはInformation Questionと呼ばれ、文字通り相手に情報を聞くものなのです。つまり答えるものは相手に「元気だ」「元気じゃない」「そこそこだよ」といった情報を与える必要がある表現なのです。
一方、英語にはYes=No Questionというものがあります。これは相手が聞いたことに対してYesかNoかで答えるものです。以上の3つの会話文をこれに変えるとおもしろいことがわかります。
A: (Are you) fine? ※上げ調子で
あなた、お元気ですか?
B: Yes. (I am) fine, thank you. And you?
元気です、ありがとう、あなたはどうですか?
A: (I am) fine, too. Thank you.
私も元気です、ありがとう
【オウム返し No.21】
A: (Are you) from Canada? ※上げ調子で
あなたはカナダから来られましたか?
B: Yes. (I am) from Canada.
そうです。私は、カナダから来ました
【オウム返し No. 40】
A: (Do you) like dogs? ※上げ調子で
あなたは犬が好きですか?
B: (I) like dogs.
私は、犬が好きです
【オウム返し No. 60】
どうですか? Fine?→Fine.、From Canada?→From Canada.、Like dogs?→Like dogs.と完璧なオウム返しになっていることがおわかりでしょうか。そしてさらに重要なことは、( )内のことばを無視しても、赤文字で記されたフレーズは単独で、ワンフレーズ表現となっていることです。もちろん、Information Questionが必要ではないと言っているのではありません。
指摘したいのは、ことばとして表現を学ぶ順序が逆になっているということです。
☆ ワンフレーズ表現が基礎となって表現が拡大する
幼い子供は、まずワンフレーズ表現を身につけ、それを以下のように展開していくことになります。How are you?などから始める日本の英会話教育とまったく逆になっていることがわかると思います。
Fine? → Are you fine? → How are you?
From Canada? → Are you from Canada? → Where are you from?
Like dogs? → Do you like dogs? → >What animal(s) do you like?
オウム返し英会話学習法は、英語をことばとして身につけるための、当たり前のそして最も有効な学習法なのです。
☆ 英語脳・英語の回路ということ
最近,英語脳とか英語の回路といった言葉がよく使われています。
それをどのようにして身につけることができるか、それは簡単なことです。
あなたがFine?、From Canada?、Like dogs?と英語のワンフレーズ表現をとっさに口からほとぼり出した時から始まります。
オウム返し学習法は,英語を言葉として身につけるための,当たり前の,そして最も有効な学習法なのです。
(Are you) Ready?
用意はいいですか?
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![製本](http://20.pro.tok2.com/~function/seihon.jpg)
![最速英会話学習法](http://homepage3.nifty.com/cominica/3step.jpg)
以下は関連するブログです。
英語脳構築 英語の九九 英会話発想トレーニング
ムリなく話せるイメトレ英会話学習法
英語脳構築「オウム返し英会話学習法」
以下は、アマゾンの「最も参考になったカスタマーレビュー」からの引用です。
但し、この本は絶版となっています。
(『[九九]のように覚える英会話』CDBOOK 定価(本体1,800円+税)ベレ出版刊 中嶋太一郎著)
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頭で考えてはダメ。「九九のように」がポント!!!!!!
投稿者 ぷりん 投稿日 2014/8/29 形式: 単行本
私は、これで、英会話力が凄くあがりました。
前は、えっと~とか、伝えたいことを話すのに、すごい時間がかかりましたが、これを覚えてから、ポンポン出るようになりました!!!!
大人になると、あぁだこぅだと、理屈をこねて実際にやらない事が多くなる。
これは、まさしく。「九九のように」がポイント!!!
いろいろ考えない。。「九九のように」反射的に九九のように出るまで、唱える。英語を話すときに、日本語からの変換が無くなって、「九九のように」出てくる。単語のみ部分的に入れ替えるだけ(応用)なので、その部部だけなら考えても、数秒のロスにしかならず、英語を話すストレスが激減した。
●リズム的に体でそのまま覚えやすくできてるので、例文がまとまり(あいさつ関係、レストラン関係などの)が無いのは、しょうがない。 まとまりのある例文だと、リズム暗記に適さないでしょうね。
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