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皆さんは、大正時代に日本とイギリスとの日英同盟という軍事協定があったことをご存知だと思う。
当時、ラジオ番組があり高倉天心の弟である高倉由三郎ガベートックイングリッシュの英会話講座を行ったいた。
このベートックイングリッシュとはイギリスの言語学者、C. K. Ogden (1889-1957)提唱したものだ。
当時、日本は植民地の解放、人種平等を目指して、その「英会話能力」を武器に戦ったのだ。それが歴史教育おいてまったく無視されてきた。
現在の文部科学省の英語教育で育った多くの人が英会話はセリフ丸暗記だと思い込まされた状況を考え直したらどうだだろうか。
●動詞に対する日本人の錯覚
多くの人は日本語の動詞に対して英語の単語がひとつひとつ対応するものと考えている。
例えば、「買う」はbuyと覚えているが、店などで「これを買います、これをいただきます」といった表現では、I will /take this.とtakeが使われる。わざわざI will /buy this.と言うのはあまりにもそのまま過ぎる。店に入った人のほとんどが買い物客であって、彼らが商品を買うのは当たり前。
買い物客はtakeを使って商品を選ぶことになる。このような例は、あげたらキリがない。食べたり飲んだりするにはeatやdrinkを使わなくてもhaveですませたり、書くはwriteではなく、Put it down.が使われたりする。
どうやら、日本人が英語音痴だと指摘される原因の一つに、日本語の動詞に英語の動詞がひとつひとつ対応していると錯覚していることにあるのではないだろうか。
確かに、buy=「買う」、eat=「食べる」、drink=「飲む」、write=「書く」と覚えることも便利だし必要なこともある。しかしそれはそれだけのもので、特に彼らネイティブの日常的な会話ではまったく異なった基準で動詞が使われていることにそろそろ気づくべきだ。●「異なった基準で動詞が使われる」ということ
さて、「異なった基準で動詞が使われる」ということだが、英語にはbuy、eat,drinkのようにそのままの具体的な動作を表す動詞と行為の外形をなぞらえるような純粋に動作だけを表す動詞があることを知ってほしい。
(そのままの行為を表す動詞の例)
buy, eat, drink, write, wear, remove, etc.
(行為の外形をなぞらえるような純粋に動作だけを表す動詞の例)
take, have, get, put, keep, etc.
英語で表現する場合、先にあげた「買う」というそのままの行為を表すbuy、一方行為の外形をなぞらえるような動詞takeがその例だ。あるいは私たちは、服などを「着る」「脱ぐ」にwearやremoveを思い浮かべるだろうが、これらは「具体的な動作を表す動詞」であり、一方「行為の外形を表す動詞」であるputやtakeで「着る」「脱ぐ」をput onやtake offと表現したり、あるいは同じ「服を脱ぐ」ということでget undressedが使われたりする。あるいは「靴は脱がなくてもけっこうです」といったkeepを使った次のような表現もある。
You mayは、「あなたは~してよろしい」、keep your shoes onは、「あなたの靴を密着・継続の状態に維持する」ということだ
You may keep your shoes on.●「具体的な動作を表す動詞」の落とし穴
「具体的な動作を表す動詞」には、理解しやすいようで、日本人にとってその使い方がむずかしく、使い方に危険がまとわりついている。
例えば、「薬を飲む」ということで、「飲む」はdrinkだとdrink medicineと表現する人が多い。ところがdrinkは、通例「液体を容器から飲む」という意味で、液体の薬でもまた錠剤などを「飲む」という場合にはtakeを使ってtake medicineと表現しなければならない。
もちろんこのような例は、drinkだけではない。
もう一つ例をあげると、eatも「食べる」という意味で覚えていると思うが、「スープを飲む」という場合は、eat soupであり、drink soupとは表現しない。これも「行為の外形を表す動詞」を使って、単にhave soupと表現できる。●まずは「よく働く動詞」を身につけなさい
「よく働く動詞」というのは、行為の外形をなぞらえるような純粋に動作だけを表す動詞のことだ。私たちはこのような動詞を徹底的に身につけるべきなのだ。それをmakeは「作る」、getは「得る」、giveは「与える」、putは「置く」、takeは「取る、連れていく」、keepは「保つ」などと、一語一語に安易な訳語をセットして覚えてしまっている。英語の学習で最も大切で決して欠けてはならないのはこの「よく働く動詞」を徹底的に身につけることなのだ。また多くの人が「自由に英会話が話せる」には、なるべく多くの単語を覚えることが欠かせないと考えているが、これはある意味で間違っている。
イギリスの言語学者、C. K. Ogden (1889-1957)は、たった850語が20,000語に相当する働きをするとし、Basic Englishというものを提唱した。この内動詞だけに注目すれば、動詞はたった16だ。彼は無制限な語彙を使わなくても、英語は一定の範囲の基礎語の組み合わせで多様な意味を表し、かつ英語にはそのようなことばを好んで使う傾向があるとした。
be, have, do, make, get, give, put, take, keep, let,
go, come, seem, say, see, send●自分の言いたいことは直接英語で
自分が言いたいことを日本語に置き換え、それに応じる動詞を思い浮かべようとするのはとてつもない遠回りをしていることになる。あるいは日本語の発想で処理することはむしろ危険なものだと言える。先にあげた「靴は脱がなくてもけっこうです」が、単にKeep your shoes on.ですませることができる英語の発想を身につけるべきなのだ。むしろ英語で何かを表現したいときには、日本語の意味に当たる英語の動詞が何かと考えるよりも、「よく働く動詞」の内の何を使うかと考える方が、はるかに効率がいいと言えるだろう。
場面に応じた自由な英会話をする場合には、「よく働く動詞」の守備範囲と応用範囲を徹底的に学ぶ必要がある。
誤解してもらっては困るが、私は動詞は16だけで十分だと言っているのではない。やはり「そのままの行為を表す動詞」も使うことが欠かせないこともある。しかしまずは「よく働く動詞」をきちんと身につけて、いわばありあわせの英語でしのがなければならないというのは、私たちが英語世界に身を投じる第一歩となるべきだと考える。またこれが基礎となることで、他の動詞も使いこなすように展開することが英語を身につける最も効率的な学習法となるのだ。
長期間にわたりブログの配信ができませんてした。
深くお詫び申し上げます深くお詫び申し上げます、中嶋引き続きよろしくお願いします。
【今日の学習】
英会話を学習している人なら、場面に応じた自由な英会話ができたらどれだけ 素晴らしいかと願っていることだろう。セリフのように丸暗記した文ではほと んど会話にならない。そんなもどかしさは、ほとんどの人が体験されていると 思う。 しかも英会話学校やホームステイをしたり、あるいはTOEIC試験などである 程度の得点を得ていても、なかなかその成果が現れないといった体験をされて いる方も多いだろう。 どうして、私たちはそのかけた費用と時間の割にその成果を手にすることがで きないのだろうか。私は、その大きな原因の一つに、英語の発想にしたがって英語を「ことばして定着、蓄積できないことにあると考えている。実際、英会話学習と言えば、しゃれた英文や「役に立つ」英文の一文丸暗記だったり、あるいは基本文を丸暗記し、場面に応じてその語句をとりかえるといった作業が多い。しかし丸暗記した一文というのは、情報が限られていてそれが役に立つ場面は少ない。しかも忘れては覚え、覚えては忘れの無限地獄に陥ってしまう。この本は、英語を「ことば」として定着、蓄積させるために、英語をフレーズ (意味ある単位)で覚え、その組み合わせによって自由な英文を生産するメソッ ドによって書かれている。それによって例えば、「酔っぱらう」というフレー ズを使って、「酔っぱらいそうだよ」「酔っぱらったよ」「いつも酔っぱらう よ」「酔っぱらったかもしれないよ」などと表現を簡単に拡大させることが可 能だ。 1つの動詞フレーズを数100通り以上の表現に拡大させることを可能にしたメ ソッドが、あなたに「自由に英語を話したい」という夢をかなえさせるだろ う。
プロローグ英語をことばとして定着、蓄積させる~ことばはフレーズ(意味ある単位)で成り立つもの~●点で覚えるか、線分で覚えるか、面で覚えるかいくら単語を覚えていても、それを結びつけて英文として表現するにははなはだむずかしい。実際、こんなに単語を覚えているのに簡単な英語表現もとっさに口からでないといった体験をしている人は多いと思う。単なる単語覚えは「点」の学習、英文の読解には役立つが、それをことばとして有機的に結びつけ、会話で表現することはほとんど不可能だ。一方、セリフ覚えのような一文丸暗記はある意味で「面」での学習だ。これは 実は、日本語に英語らしきセリフが増えたに過ぎないことをそろそろ知るべき だ。 「初めまして」という日本語に、Nice to meet you!が、「いらっしゃいま せ」に、May I help you?というセリフが加わっているようなもの。同じ「い らっしゃいませ」にWelcome.があったりと、セリフ覚えは、英会話学習と言 いながら、実は限りなく日本語の発想で対処しているに過ぎない。「役に立つ 英会話文」をいくら覚えても、それが役立つ場面はほとんど限られているし、 それは覚えては忘れ、忘れては覚える無限地獄となってしまう。 英語と言っても、ことばは定着・蓄積しなければ、何年かけても、英会話学習 は果てしなく、身につかない。●「線分で覚える」は、ことばを意味ある単位で覚えること人間のことばというものは、無機的な単語の羅列ではなく、単語と単語が結びついて「ひとまとまりの意味ある単位」となるものだ。これをフレーズというが、これらを個別に覚えてしまう学習が根本的に欠けていた。線分と線分を結びつけ、より長い線分に作り上げる。さらに情報豊かに表現するために、あらたな線分をつけ加えていく。これがことばの表現として自然なことだと言える。表現は、小から大へと進むもので、決してその逆ではない。こんな当たり前のことが、学習者にまったく欠けていたのだ。●ネイティブの子供はこのようにしてことばを「定着、蓄積」するこのことについて、ネイティブの子供がどのようにしてことばを獲得するか、 考えてみたい。 日常生活の中で、親や周囲の人は、幼い子供に様々にことばをもって接する が、この場合無意識に用いられる手法は基本的に2つある。しかもこのような 手法は、別に英語だけに見られるものではなく、日本語でもまったく変わった ものではない。 ひとつは、「寒い?」と上げ調子で問いかけ、「寒い」とオウム返しをさせる こと。Mom: Cold?Child: Cold.もうひとつは、もっとも直接的で簡潔な表現である命令形を使う場合だ。例えば、ママは「風邪をひいてはだめだよ」などと声をかける。Mom: Don't get a cold!
電子書籍 7つの動詞で身につける英語発想中嶋太一郎著より引用
【今日の学習】
主教材「イメトレ英語学習法」より記事の抜粋
PART 4
自由な会話はファンクションフレーズと 動詞フレーズの組合せで!
[10]「推測を表す」ファンクションフレーズ
単なる推測は、「たぶん」「おそらく」といった意味を持つ probably, perhaps, possibly などの副詞を使って表現できる。
She is probably very happy.
たぶん彼女はとても幸せにしています
There was probably an accident here.
おそらくここで事故が起こったはずです
ただ、これらの副詞は、基本的に be 動詞と一般動詞などの文では位置 が異なることに注意してほしい。次のものは一般動詞の文だ。
He probably caught the 12:30 plane.
おそらく彼は12時半の飛行機に乗ったずだ
There must be an accident here.
おそらくここで事故が起こってるに違いない
副詞を使わずに「推測」を表す場合は、must や can't などの情緒動詞 を使って表現することになる。
must は「~に違いない」、can't は「~ なはずがない」という意味だ。
さらに次ページの【イメトレNo.74】(7)は、情緒動詞が完了形を導い ている用例だ。例の「今考えてみるとその時」を入れて意味を噛み締めて ほしい。
参考に、次ページの(3)の文をこの形にすると次のようになる。
He would have been promoted to a director.
(今考えてみると)あの時、彼は取締役に昇進しただろうに
【イメトレNo.74】 「推測を表す」ファンクションフレーズ
(1) You are probably right.
たぶんあなたの言う通りでしょう
(2) She's probably not wrong.
たぶん彼女は、間違っていないでしょう
(3) He will probably be promoted to a director.
たぶん彼は、取締役に昇進するだろう
(4) Probably she made her story up.
たぶん彼女は、その話をでっち上げたんでしょう
(5) It must be hot now in Florida.
フロリダは今頃、暑いに違いない
(6) You must be lying.
あなたは、嘘をついているに違いない
(7) We must have met each other before.
私たちは、以前にお互いに会っていたに違いありません
(8) Many people can't be injured.
多くの人が負傷するはずがありません
(9) This can't be my hat.
これは、私の帽子であるはずがありません
(10) You cannot be serious!
ご冗談でしょう!
※ (10)は、「まじめに言っているはずがない」ということ。PART 4
自由な会話はファンクションフレーズと 動詞フレーズの組合せで!
[1] 許可を求めるファンクションフレーズ 【イメトレNo.65】
[2] 依頼を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.66】
[3] 提案・勧誘を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.67】
[4] 意見・意向を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.68】
[5] 意図・決意を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.69】
[6] 示唆・助言を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.70】
[7] 義務・必要性を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.71】
[8] 可能性を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.72】
[9] 能力を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.73】
[10] 推測を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.74】
[11]希望・願望・期待を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.75】
[12] Here is ~, There is ~の文 【イメトレNo.76】 【イメトレNo.77】▲当オンライン講座の3つの主教材九九のように覚える英会話、オウム返し英会話学習法、イメトレ英語学習法」を動画にしたのは、書かれた記事とネイティブによる音声を関連させることにあった。これら3つの主教材はU-Tubeの「限定公開」で受講者の方には閲覧可能です。
▲英会話学習の世界標準は、ワンフレーズから英文を生産することを学ぶことだ。
スマートホンでも受講していただけます。
いわゆる「片言」でも言葉は通じるというのは、日本語でも共通することだ。
今回から始まるオンライン講座のSTEP3の「イメトレ英語学習法」は、このワンフレーズから英文を生産するプロセスに焦点をあたものだ。
この「イメトレ」という言葉は、出版界で使われたのは私のこの本が始めてだ。▲ファンクションメソッドは、ファンクションフレーズと補語、動詞のフレーズの順列・組み合わせで成り立っていいう英語の発想を元にしている。アイム I am +doing it
アイガナ I am going to+do it
アイル I will +do it
アイワナ I want to+do it
アイハフト I have to+do it
アイブ I have+ dpne it.========================
【イメトレNo.14】 rainの動詞フレーズ
(1) It'll rain tomorrow.
明日は雨が降るでしょう
(2) It won't rain.
雨は降らないでしょう
(3) It may rain or snow.
雨か雪になるかもしれません
(4) The snow turned to rain.
雪が雨になりました
(5) It's beginning to rain.
雨が降り始めてるよ
(6) It's going to rain.
雨が降りそうだよ
(7) It's unlikely to rain.
雨は降りそうにないよ
(8) It's raining.
雨が降ってるよ
(9) It has been raining for over a week.
一週間以上も雨が降り続いてるよ
(10) It rained a lot last night.
昨夜雨がたくさん降ったよ
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私は以下の教材をいつでも閲覧できるように、私の使っているGooogle Chromeのブックマークに入れて使っている。もちろんこれはブログの記事を作るため、あるいは当オンライン講座を受講している方へのサポートするためだ。以下は、U-Tubeにあげている教材紹介動画だ。ぜひ参考にしていただきたい。
○当講座 主教材「九九のように覚える英会話」PDF
○当講座 主教材「オウム返し英会話学習法」PDF
○当講座 主教材「イメトレ英語学習法」PDF
○当講座 副教材「話すためのたったこれだけ英文法」PDF
○当講座 副教材「一週間で頭にしみ込むイディオム」PDF
○参考教材「日常英会話必須基本16動詞」HTML版
○参考教材「ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞」HTML版
ファンクションソッド「世界標準の英作法」講座以下の教材を購入いただいた方には、無料で講座の受講ができます。教材を鵜入頂いた方には、同時に「ユーザー名」「パスワード」をお送りします。ファンクションメソッド英語脳構築オンライン講座(登録料),日常英会話必須基本16動詞(HTML版・音声つき),,ファンクションメソッド英語・英会話独習テキストHTML版.ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞(HTML版・音声つき),日常英会話必須基本16動詞&ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞(HTML版・音声つき) ,英語の九九 英会話発想トレーニング HTMLコミニカ中学英語<基礎編>Bセット,版,コミニカ中学英語<基礎編>団体使用,,コミニカ中学英語<基礎編> Aセット,ENGLISH-TREKKING教材」Vol.1~Vol.5現在以下の教材を購入された方に「電子出版本「話すためのたったこれだけ英文法」を無料進呈しています。
[当研究会からのお知らせ]
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