![]() | SR サイタマノラッパー [DVD] |
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2011/7/20
ラップはおろか、音楽の知識は皆無。
ただ、その分「免疫」がないとも言えるので、小粋な音楽が流れるとそれだけで楽しくなってしまう。我ながら軽い客だった。
埼玉の田舎で、ラップをやっているダメな青年たちの物語。
ダメにも程があるなあと思いながら見ていたけど、たぶん彼らは自分よりずいぶん年下。自分が若者ではなくなってきているのかしら。
「ラップ」と「日本の田舎」の組み合わせだから、あちこちで鴻上尚史言うところの「構図のズレ」が発生する。だから笑える。
ただ、そのズレの配置があまりにさりげないので、ウッカリしていると見逃してしまいそうなこともある。小粋。
話の構成は単純、だからこそ説明は最小。
ラストには色んな意見がありそうだけど、自分にとっては好みだった。
あれでちゃんと伝わるはず。短編小説的な余韻がよかった。
そして2の予告がとても面白そう。
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