アジア人財事典

アジア人財カンパニー株式会社 井上一幸 がお届けする粋な話題の数々

私の日本再興論 

2011-01-31 | メールニュース
皆さん、おはようございます。本日はメールニュース44号をお届けに上がりました。1月もあっという間に今日が最終日。ここのところの寒さのせいか風邪をひき、さらに週末はサッカー観戦のため喉をからし・・・でも2月からは少しずつ暖かくなるようで一安心です。
さて、今日は今年最初のメールニュースなので大きなことを書こうと思います。テーマは日本再興。

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私の日本再興論 
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いつまでたってもこの国には沈滞ムードが蔓延していて、失われた10年なんて言っていたのがいつのまにか15年になり、今や失われた20年というのが当り前になってしまった。そこで秘策を披露します。

私の日本再興論「各地方はおのおの独立せよ!」

そうです。地方主権などと言っていないで、いっそのこと各地方は独立してしまったらいいんです。以下5箇条ほど考えました。
1 道州制の枠組みを活かして各地域が新国家を樹立する。
2 新国家は新憲法を制定する。
3 日本語は共通語として残るだろうが、国によってはもう一言語を公用語にするかもしれない。
4 外交と国防は日本国にゆだねる。
5 各国は新通貨を創設し独自の通商政策を実施する。

それぞれについて少し解説を。
1は書いてあるとおり。ただし、東京を中心とする首都圏だけが日本国として残る。

続いて2。新しく憲法を定めるのであれば、憲法改正論議は不要。これが、改正に両院で三分の二の賛成が要るような非現実的な現行憲法から脱却する最もうまいやり方です。その現行憲法下に残される日本国も、首都圏の有権者だけによって選ばれた国会議員であれば利害の一致を見るのは今より簡単なはず。そうすれば現行憲法の改正、すなわち、残った日本国が新しく生まれ変わるのも時間の問題でしょう。

次に3。英語を公用語として取り入れる国があるのは自然な流れ。国際交流は一段と進むでしょう。さらに中国語や韓国語が公用語になれば、投資も移民もどっと増えるに違いない。

では4。防衛力が希薄になるのは危険。日米安保の枠組みもそのまま残し、地政学的な安定を維持する。

5。独自通貨の元で新たな金融財政政策をとった方が、小回りが効いて各地の経済成長にもつながるのではないか。そしてFTAでもTPPでも、はてまた鎖国でも各国自由にやればよい。

この案には日本と世界のさまざまな事例がごちゃ混ぜになっているのです。
まず、各地域独立すること。これは国鉄の分割民営化みたいなものです。活力を取り戻すには、やる気のある人に自由にやらせるのが一番。国にすがろうとする人は切り捨てるしかないんです。
公用語。2つ以上の公用語を持つ国は世界中にいくらでもあります。
外交と国防は日本国にゆだねる、でも通貨は別で通商政策も別。これは香港と中国の一国2制度のようなものですね。

普通、会社を新しく始めるとか、新しいプロジェクトを立ち上げる、なんてことになったら誰だって奮闘します。それと同じで、国を新しく築くのにやる気の出ない人はいないはず。東京に集まっている多くの人も、故郷へ戻って自分たちの国を作ろうと夢を高ぶらせるでしょう。内向きの若者なんて言われるけど、その内向き加減でちょうどいいんじゃないですか。外へ行かなくてもやることはたくさんあるのだから。

これで日本再興です。いかが。
ちなみに一昨日深夜のアジアカップサッカーは、日本最高・・・ なんてね!

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