ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

馬ドック

2011年02月07日 | ブログ
年明け早々、1月の始めに人間ドックに行ってきた。
お金はかかるができるだけ機会があれば行くようにしている。

いつもは2日ドックで泊まりがけで診てもらうのだが、
今回は1日ドックなので簡易バージョンだ。
といっても、肺のレントゲンもあったし、
バリウムによる胃検診もあったし、腹部のエコー検査もあった。
そして、その結果が先日郵送されてきた。

僕は、それを見るのが怖くて1週間放置した。
封を開けずに机の上に置いたままにしておいた。

見なくちゃいけないのは分かっていた。
急いで治療しなければならない病気が書かれているかもしれない。
そうやって先送りしても病気が治るわけでも消えるわけでもない。
ならば、少しでも早く見た方が結果的によい。
うん、それは分かっていた。

だけど、もしかして重大な病名がかかれていたらと思うと、
怖くて封を切ることができなかったのだ。
基本、いくじなしだ。
結局、自分で見ることができずに奥さんに見てもらった。

案の定、あちらこちらに悪いところが見つかって、
例えばそれはコレステロール値や尿酸値であったり、
ポリープであったりしたのだが、とにかく総合判定はE。
ただし、命に関わるような緊急の病気は見つからず一安心。
とりあえず、かかりつけの医者にこの結果を見せて、
色々とお薬をもらわねばならない。

嬉しかったのは胃検診が引っ掛からなかったこと。
僕の胃はどうも形がおかしいらしく、
いつもバリウムの胃検診では引っ掛かる。
結果、念のために内視鏡検査をしなければならなくなる。
つまり、胃カメラである。

僕は今まで4回胃カメラを飲んだことがある。
もう立派なベテランである。
そしてこれは少し自慢なのだが、
僕は胃カメラを飲むのが得意である。
いや、何の自慢をしてるんだか(笑)。

最初はあんなもの絶対に飲めない!って思っていたけど、
いざ飲んでみたら意外に苦しくなくて、
医者にもこれだけスイスイと入る人は珍しいと言われた。
しかももう4回も飲んでいるからコツを掴んだ。
全く何の役にも立たないコツだが。

ただ、嫌なのは医者がカメラを飲んでいる僕に向かって、
映像を見せてくることだ。

「見てください」
「ほら、いま食道を通っていますよ」
「食道はきれいですね」
「はい、胃の入り口に到着しました」
「ああ、このあたりの胃が荒れてますね」
「ほら、このあたり、ここ、分かります?」

いや、自分の内臓なんて見たくないから!(笑)
グロいものは苦手だ。
病院のドラマなんかでも手術のシーンは見られない。
ましてや自分の胃なんて絶対に見たくない。
それなのに無理やり見せようとしてくる。
サドか!!!


で、ここから毎度のごとく強引に競馬につなげていくのだが、
馬にもドックがあればいいと思うんよ。
それで病気や故障が重くなる前に発見できれば、
出資馬の無念の引退も少なくなっていくんじゃないかと思う。

うーむ、今回はさすがに話の持って行き方が強引すぎたか(笑)。