Eテレ しあわせ気分のイタリア語(9)骨とう市を楽しむ

2024-06-04 08:41:42 | イタリア語 学ぼう
     6月4日(火)

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     骨董(とう)市を楽しむ

     ホームステイをしているロレンツッオです
    おはようございます
     おはよう ロレンツッオ
     よく眠れた?
    はい とてもよく眠れました
     いっぱい歩くところに連れて行くからね
    
     アレッツォの骨董市に行こう
    楽しみにしています

     アレッツォで毎月1回開催される
     イタリア最大級の骨董市

     旧市街におよそ200の露店が並び
     世界中からバイヤーや観光客が訪れる

     おもしろいものがいっぱいあるよ
     これ見たことある?
    どこかで見たことがあるような形ですね
      
      17世紀末のエミリア地方のアイロンです

      このカメラは450ユーロです
      こちらは550ユーロ
      そしてそれは 480ユーロです

    母にプレゼントを買いたいです
     カップがいいんじゃない?
    いいですね
     骨董市で買い物したことある?
    いいえ
      じゃ買ってみよう
  
        1セット 8ユーロ
     カップとソーサーですね
        ありがとうございます 



     Hai dormito bene ?(君は)よく眠れた?
    
     Hai  +(動詞の過去分詞)?   (きみは)~した?
   hai は動詞 avere の2人称単数現在形です。
   ここでは「持っている」という意味はなく、過去形を作るための「助動詞」の役割を
   しています。
   すべての動詞には「過去分詞」という形があります。
   hai の後ろに過去分詞を続けると「(きみは)~した」と、すでに完了した過去の動作を
   表すことができます。
   「きょうの表現」の dormito は動詞 dormire 「寝る、眠る」の過去分詞で、bene は「よく」と
   意味の副詞です。
   Hai dormito bene .で「きみはよく寝た」。
   文末に「?」をつけると、「きみはよく寝た?」「よく眠れた?」となります。

       
   近過去
   「きょうの表現」の "hai domito "「(きみは)寝た」のように、動詞 avere に過去分詞を
   続けて表す過去を「近過去」と呼びます。
   「近過去」はすでに完了した過去の行為を表します。
   主語に応じて動詞 avere のみを活用させます。過去分詞の形は変わりません。

  近過去の作り方:(動詞 avere の活用形)+過去分詞  
   動詞avere の活用形:ho / hai / ha / abbiamo / avete / hanno
   
   過去分詞は次のようにして作ります。

  ● 規則的に作る過去分詞   
    - are 動詞の語尾は - ato にします。 例)mangiare (食べる)→ mangiato
    - ere 動詞の語尾は - uto にします。 例)credere  (信じる)→ creduto
     - ire の動詞の語尾は -ito にします。 例)dormire (眠る) → dormito

  ● 不規則な形の過去分詞(数が多いので、辞書を活用しましょう)
    例) vedere (見る) → visto    prendere (注文する」) → preso


    Ho dormito bene .   (私は)よく寝ました ・主語が「私」なので、avere の活用は ho
    Mari ha dormito bene. マリはよく寝ました。 ・主語が「マリ」なので、avere の活用はha
    Hai mangiato bene? (きみは)おいしく食べた?
     ーSi,ho mangiato bene. うん、(私は)おいしく食べたよ。(おいしかった。)


    ~語彙を増やそう~    骨とう市を楽しむ
      骨董市にちなんで
    fiera antiquaria ....フィエラ アンティクアーリア......骨董市
    ferro da stiro......フェッロ ダ スティーロ.......アイロン
    tazza.........タッツァ......カップ
    macchina fotografica.....マッキナ フォトグラ―フィカ.......カメラ
    veccchio.......ヴェッキオ.........古い
    ricamo.......リカーモ.......刺しゅう  


  近過去を使うと「~したことがありますか?」と相手の過去の経験を尋ねることができます。
  「今までに」を意味する mai という言葉を、 hai と過去分詞の間に入れて尋ねます。

  Hai mai + (動詞の過去分詞)? (きもは)今までに~したことがある>

  Hai mai visto questo ?   (きみは)今までにこれを見たことがある?
   ・mai....いままでに、いまだかって  ・ visto> vedere ....見る

  Hai mai mangiato il pecorino ?  (きみは)今までにペコリーノ・チーズを食べたことがある?
   
  Hai mai usato questo ?    (きみは)今までにこれを使ったことがある?
   ・ usato > usare ....使う

  Hai mai visitato il Giappone ? (君は)今までに日本を訪れたことがある?
   ・visitato >visitare.... 訪れる


     Ma dai !    本当に⁉ 

  ma は「しかし」を意味する接続詞ですが、ここでは dai を強調する語として使われています。
  dai は、親しい人との会話で使われ、文脈によって「さあ」「ほら」「頼むよ」「やめてくれ」
  などいろいろな意味になる間投詞です。
  Ma dai は、相手の話に驚きや信じられない気持ちを表し、「本当に⁉」「まさか!」
  「信じられない!」「ありえない!」と言った意味で使われます。
  また、「大丈夫だよ。頑張って!」と相手を励ます意味合いで使うこともあります。
 
    こんな場面、こんな気分で使おう!
  ● 友人の話に驚いたとき。 例えば「この建物は1500年以上前に建てられたんだよ」と言われて
    信じられず、"Ma dai !" 「信じられない!」。
  ● うれしい驚きを表すときも使います。 例えば「娘がコンクールで優勝したの」と言われ、
    喜びを表して "Ma dai!" 「本当に!?」。

  +α ~「信じられない!」の表現~
     ・ Non ci credo ......[ノン チ クレード]....(私は)それお信じない。
        ・ ci......そのことを   ・credo> credere.......信じる
     ・ Non e possibile .[ノネ ポッスィービレ] ......ありえない。
        ・possibile.......可能な、ありうる

    
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