3月8日、八女市の町家カフェ「しおや」で行われた「小鼓の調べ、能楽の話し」に行ってきました。
題材は「海士 ーあまー」。小鼓演奏と話をしてくれたのは大倉流小鼓方・重要無形文化財総合指定保持者・久田舜一郎氏です。
演奏中、15号の和ろうそく2本を灯してもらうことになり、年代物の燭台が使われました。
今回は楽譜を見ながらのお話と演奏で、観客もまた楽譜を時折見ている方が多く、白熱灯の電気を消すわけにもいかず、残念ながら本当の和ろうそくの炎はあまり目立たずに燃えていました。
とはいえ、小鼓の調べによって炎が揺らめいていく姿は美しくて、しばし能楽の世界に浸ることができました。
「海士」は奈良時代の大臣藤原房前の誕生にまつわる物語です。房前は藤原鎌足の子である藤原不比等の二男で実在の人物ですが、この話は海が舞台ですから竜とか竜宮城がフツーに登場する幻想的な大人のファンタジーになってます。
最初は小鼓の演奏と話だけで、眠らずに聞けるかなと思ってたら、物語があまりに素晴らしく、小鼓の響く音に引きこまれてあっというまの2時間でした。
終了後は気さくな久田氏から小鼓を触らせて体験させて頂いたりして、楽しい時間を過ごすことができました。しかし!小鼓って見た目は叩いてるだけで簡単そうに見えますが、どっこい非常にムズかしいんですよ。叩き方によって音の高低も表現できたりするので、奥の深い打楽器だと思いました。
楽譜の問題さえクリアできたら、ぜひとも和ろうそくの灯りのみで演奏を聴きたいものです。
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今回は楽譜を見ながらのお話と演奏で、観客もまた楽譜を時折見ている方が多く、白熱灯の電気を消すわけにもいかず、残念ながら本当の和ろうそくの炎はあまり目立たずに燃えていました。
とはいえ、小鼓の調べによって炎が揺らめいていく姿は美しくて、しばし能楽の世界に浸ることができました。
「海士」は奈良時代の大臣藤原房前の誕生にまつわる物語です。房前は藤原鎌足の子である藤原不比等の二男で実在の人物ですが、この話は海が舞台ですから竜とか竜宮城がフツーに登場する幻想的な大人のファンタジーになってます。
最初は小鼓の演奏と話だけで、眠らずに聞けるかなと思ってたら、物語があまりに素晴らしく、小鼓の響く音に引きこまれてあっというまの2時間でした。
終了後は気さくな久田氏から小鼓を触らせて体験させて頂いたりして、楽しい時間を過ごすことができました。しかし!小鼓って見た目は叩いてるだけで簡単そうに見えますが、どっこい非常にムズかしいんですよ。叩き方によって音の高低も表現できたりするので、奥の深い打楽器だと思いました。
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