松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

ウナギ、食べる?

2007-07-29 23:14:09 | ニュース
30日は土用の丑の日。
野党大躍進の参院選も終わって、なんか気の抜けた私ですが
あなたはウナギ、食べますか?

スーパーやコンビニの広告を見ると
やたらと国内産が目立ちますね。
東国原知事の宮崎産ウナギなんて
まさにタイムリーな商品です。
こんなに国内産ウナギが揃っているなら
中国産を食べなくてすむじゃない。
これで安心ね

な~んて、安心できるわけない!
最近新聞で知ったのですが、
2005年に国内で供給されたウナギは97000トン。
うち国産はたったの19700トン。約65%が中国産ですよ。

現在、氾濫している国内産は、本当に国内産なのか?
実はトリックがあったようです。
ここのサイトによると

引用----------------------
垣田氏はまた、店頭でパッケージに詰める惣菜や弁当、外食にはまったく内容の表示義務が無いことも問題視する。同じ加工食品でも、工場で包装されたものには一定の表示義務があるが、店頭でパッケージされる商品には基本的に表示義務は無い。そのため、実は中国産の「静岡産うなぎ」や、オーストラリア産「和牛」などがいたるところで売られているのが実情だと言う。
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だそうです。
これではスーパーがどんなに「国内産」だと大きく書いたって
それが本当だとは信用できません。

同サイトで垣田食品表示アドバイザーが指摘しています。
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食品表示については、農林水産省管轄下のJAS法を含め、厚生労働省下の食品衛生法、公正取引委員会が管轄する景品表示法、経済産業省の不正競争禁止法など4つの法律が存在するが、いずれも業界寄りであったり、食中毒などの被害が起きるまで発動されないなど、消費者の安全を守るという観点から見ると、明らかにザル法と言わねばならないものばかりなのが実情なのだ。
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このザル法が、こんな状況になった原因みたいです。
業者の利権を守るための法律が
結局は業者の首を絞めてしまってるわけですね。

EUはウナギの稚魚を輸出規制するし、
これからますますウナギは食べにくくなってくるようで
ウナギのせいろ蒸しが大好きな私としては
とても残念です。

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