松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

中川製蝋 その2

2007-02-21 20:06:11 | 復活奮闘日記
竹野の実を「松山櫨」だとお墨付きをもらうために、
筑後地域中の櫨蝋屋さんを訪ねる予定だった私ですが、
最初の一軒目、中川製蝋から即否定されてしまい、
そうそうに行き詰まってしまいました。

結局、自分が聞き回ってわかった事は
どうやら自生・あるいは野生化した櫨の品種を
突き止めるのは、非常に困難だって事です。
採取した実は状態が悪いし、
櫨の品種は約100種もあり、
しかも松山櫨の基本的なデータが不足しています。

当惑する私に、中川社長は断言しました。
「松山櫨はもう朝倉市寺内ダムの矢野竹集落しかない。
そこだけは確かやけん。」

そうでした!
森林林業技術センターで聞いた、
朝倉市寺内ダム近くの『伝・松山櫨』です。
こうなってみると、もうそこが最後の砦です。

かくなる上は、朝倉市寺内ダム近くの
『伝・松山櫨』の在りかへ行って、
松山櫨がまだ生息しているかどうか
自分の目で確認しなければなりません。

↓押してくださると励みになります。

人気blogランキングへ